9月は理不尽なことが色々あった
9月は理不尽なことが色々あった。 先ず台風通過後の内閣改造。 大臣に不適格な人物が沢山いて、新聞にも書いてあったが在庫一掃内閣は的確な表現だった。
二つ目は、台風に対する感覚が鈍く、内閣の対応が遅れた事だ。千葉県にとって昨年の大阪の台風とよく似たコースをとったのに政府をはじめとしてマスコミ、東電、県の危機感が全くなかった。 素人の私でさえ、台風通過後のコースを見て被害は無かったと心配したのに、そのようなことがどこにも感じられなかった。 危機感があれば、被害状況をあちこちに連絡して収集する。すると連絡が取れないことがわかり、被害があったことを早期に察知できたはず。 日数が経ってから徐々にわかってきて慌てることは無かった。危機感が無かったことは内閣の改造の現れている。
3つ目は、日米貿易合意を共同声明の署名でごまかそうとして日米貿易合意をしたと宣伝してる。そして、安倍首相に至っては、ウインウインだと発表したことだ。 農産品はアメリカの言う通りにTPP並に関税を下げ、日本からアメリカへの輸出の自動車関税と輸入数量規制については継続協議になった。 何がウインウインだ。 継続協議だから、後から変更はどうにでもなるし、アメリカに言い出されたら断ることは出来ないことは今までのことからわかっている。 わざわざウインウインだと言っているのはウインウインでないことの証明だろう。 国民を馬鹿にすることが甚だしい。 そのうち、自動車の関税はそのままで、輸入数量規制は設けられることになるだろう。しかしこれは秘密裏に行われ密約として国民には知らされないのではないかと思う。
4つ目は、愛知のトリエンナーレの費用を文科省が後だしじゃんけんで出さないと発表したことだ。 理由は色々つけているが、政府にとって都合の悪い事には補助をしないという事だ。 自民党の中からも異議が出ているらしいが、脅迫や圧力をかけて中止に追いやった方を問題視しないで、圧力をかけられた方を問題視しているのが大きな問題だ。 まるでいじめられた方が、いじめた方より悪いし、いじめられた方に責任があるというのと同じことで、理不尽極まりない。 ただ、救いは今日の新聞で、表現の不自由展が再開されるらしいとあったことだ。
10月は、不自由展が再開のように、良い事が沢山あって欲しいものだ。
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