日々雑感

       
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13.6.24 (月) 

 病院通い

 今日、整形外科の病院に行ってきた。ここのところ、テニスもしないのに左肘がテニス肘。右手指がばね指になりかけ。 これ以外にも病院に通っている。年を取るとあちこち痛んでくる。困ったものだ。

話は変わって、都議選。自民公明は完勝。維新後退。松井が、「減れば負け」と言っていたから、橋下の進退問題に発展するか?これは楽しみだが、 おそらくうやむやになるだろう。なぜか。橋下が責任をとるはずがない。良くて東西の分裂だろう。

次に、TVキャスターの辛坊氏が助けられた。多額の税金を使っても助かったのは良かった。

2004年の「イラク人質事件」の際、3人の日本人が誘拐された件で、救出された人たちは、「自分たちの都合で国が渡航に制限をかけている国に入ったのだから救出に税金を 使うべきではない」といういわゆる「自己責任論」による大バッシングを受けた。

この時、辛坊氏が「自己責任だ」と発言したとする声が多数出ている。 「自己責任」を言った人が税金を使って助けられた。これをブーメランというらしいが、「自己責任」を言った人は今後どのような行動、発言をするのだろう。

今、弱い立場の人たちが、この「自己責任」という言葉で苦しめられている。代表的な例が、生活保護に関することだ。基準の切り上げと、手続きがしにくくなるらしい。 「自己責任」という言葉は社会に浸透しており、本当は制度に問題があっても、「自己責任」で片づけられてしまい個人が非難される状況にある。

このような弱い立場の人のためにも、「自己責任」という言葉は間違いだったと、「自己責任」を取って欲しいものだ。

今日の新聞の雑誌の広告で「年金制度廃止」などとあった。100年安心という年金プランは作った時から破綻している。

今の年金制度は、安愚楽と同じで、自転車操業だ。早晩行き詰るのは明らかだ。

そうなると、私たち年金生活者はどうなるのだろう。今の若い者たちも将来同じことになる。年金を頼りにできない若者は弱い立場になる。 その時、準備をしていなかったと「自己責任」を言われて、生活が出来なくなるのだろうか。

将来、私たちほとんどのものが、弱い立場に置かれることになる。

このような状態にならないように「自己責任」論は間違いだと世の中に広めてほしい。

13.6.17 (月)

 グローバリズム

 前回書いたグローバル等についてまとめてみた。

いまグローバル化が言われているが、何がグローバルかというと、企業が儲けやすくするためのグローバルだと言う事が分かった。

力の強いものがどんどん大きくなり、 私たち力の弱いものが、それに奉仕するための仕掛けなのだ。それがTPPであり、消費税であり、いま日本に起こっているもろもろの問題の出発点なのだ。

グローバル企業が 政府に要求して、政府がそれに応えようとしていることから起こっている。

新自由主義も、グローバル化を推し進めるための企業側の考え方で、私たち国民のためのものではない。 表の一番下の赤枠がグローバル企業の戦略で、国や地方自治体が福祉を切って税金を企業のために使うようにしようとしている。

私たち国民の多くは、この新自由主義の考えに騙されて、自己責任を言い、社会福祉の削減に賛成し、労働条件、労働環境の悪化に組し、自分の首を絞めているのに気が付かないでいる。 またマスコミがそれに力を貸している。

グローバル企業には、もはや利益を労働者や社会に還元し、国を豊にし、地域社会に貢献するというコンセプトは無い。

なぜなら、もうけが少なかったら、 そこを捨てて外国に出て行くと、国や自治体に脅しをかけているし、税金のかからない所や、少ないところにしか行かない。

グローバル企業はグローバルで日本企業ではないのである。日本の企業でないものに税金を使うのは無駄であり、無意味であるのだ。

この発想のもと、TPP、憲法、税制、消費税、労働問題などいろいろな出来事を考えてみると理解できるような気がする。

13.6.15 (土) 

 雑感色々

 11日に更新するつもりだったが、翌日大腸ポリープをとる準備で気分的に乗らなかったので更新できなかった。

今は、術後2週間禁酒を 言われているので、気分が晴れない。前回はもっと気楽だった気がするのだが。

今のところ体調はいいが腹は張る。気合を入れて頑張らねばと思う。

 橋下君がまたまた八尾空港で馬鹿な話題つくりをしてくれました。あまりに馬鹿らしいのでコメントする気になれず。

これを書いている途中、TV番組で、芸人に失礼なことを言って 芸人が怒り、番組を途中で下りたらしい。どれほど人を侮辱したら気が済むのだろう。

ここのところ考えている、グローバリズム、TPP、憲法改定問題、消費税など税制問題、新自由主義等の事の関係が私の中で少しずつ明らかになってきた。

13.6. 4 (火)

 うれしい日

 おとといfacebookを見ていたら、思いがけない人から連絡があった。

17年前の卒業生からのメール。今彼女はカナダのモントリオールに住んでいるらしい。 友達とのメールのやり取りから、facebookの検索で私を見つけたらしい。それで恐る恐るメールをくれたのだ。名前のアルファベットから、苗字はkさんだと思い当った。

卒業後転居していったため音信不通になっていたので本当にうれしかった。

そして昨日、家の近くの薬屋へ行ったとき、見覚えのある人。この人も女性。顔は覚えていたが、名前が出てこない。

自己紹介されてやっとわかった。家に帰ってアルバムを見る。35年前の卒業生。名前が出てこないはず。

この二日、なんか心の温まる、うれしい、懐かしい、教師冥利に尽きる日になった。