日々雑感
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13.9.30(月) |
記事2つ今朝のニュースに気持ちのいい記事と、いやな記事があった。 気持ちのいい記事はもちろん維新が大差で負けた事。大阪で負け知らずの維新が 堺で負けた事の意味は大きい。橋下と維新の正体がバレテきたと言う事だ。 コストカット(弱者いじめ)と公務員たたきばかりでこれと言った政策はない。それらしきものは カジノと道頓堀のプール、後は教育介入ぐらいなもの。 府知事時代からこれと言った実績はない。思いつきの政策ばかりで、あると言えば、弱者への補助金カットがあるだけで庶民が期待した事は、 裏切られっぱなしだ。よく見れば支持が広がるはずはない。 極右政党の維新が負けたことは本当に喜ばしい。 いやなニュースは、復興法人税廃止が、自公容認で決まったらしい。 消費税を上げるからと言う事だが、まやかしもひどい。 調べてみると、「所得税は2013年度から25年間税額に2.1%を上乗せし、個人住民税は14年度から10年間均等割りに1000円上乗せ」「法人税については、国税と地方税を合わせた実効税率を引き下げた上、 12年度から3年間に限って税額に10%上乗せするとしただけ」「大幅減税と抱き合わせで実際には負担が増えるどころか減っています」とのこと。 その上、3年間を2年間にして、今年度で打ち切りにしようとしているのだ。 法人税を払っているところは、全企業の30%で儲かっている大企業。儲かっているところは減税して、生活が苦しくなる我々庶民にはきつい消費税なのに、25年間と10年間の上乗せの上消費税税率アップなのに何も恩恵がない。 消費税が上がるからという理由なら庶民に恩恵があってしかるべきだ。だから3%の税率アップは止めるべきだ。しかし庶民の願いは聞き入れられない。これは18日の「消費税」でも書いたが、「庶民から税を搾り取って、富裕層に回していく」と言う事が 露骨に表れている。安倍内閣はグローバル企業のための政治しかしないと言う事だ。 また愚痴が出てしまった。 |
13.9.25 (水) |
新聞を見て今日の新聞1面の見出しに驚いた。「教委権限 首長に移行案 中教審分科会まとめ」「集団的自衛権行使の容認 解釈変更 来春以降」 「君が代不起立教諭が提訴 大阪地裁」3面に「どうする汚染水」とあった。 「教委権限 首長に移行案」は戦前の反省から、政治は教育には直接タッチしないできた。 政治が教育に直接かかわることになると、首長が変わるごとに教育が変わる恐れがあり混乱することになる。今のままでも首長に影響されているのにそれ以上になると、 首長の恣意的な考えで教育が変えられることになるかわからない。教委が今のままでいいかというと、もちろんもっと違った形での改革が必要だ。教育委員を公選制にするのもいい方法かもしれない。 「集団的自衛権行使の容認 解釈変更」は我々国民の権利をないがしろにするものだ。これは本来「憲法改定」になることだから、9条改憲を国民に問わなくてはならないものだ。 それをしないで、内閣の意思だけで解釈改憲をすることは、我々国民の権利を侵すことなので許しがたいことだ。 「君が代不起立教諭が提訴 大阪地裁」は憲法に保障された良心の自由を侵されたことに対する 提訴なので、頑張ってもらいたい。 「汚染水」は「凍土壁」で原発を囲む方向で進んでいるらしいが、自民の案でも「凍土壁」は問題が残る事を言っている。 民主の馬淵によると、事故当時も検討したが、「凍土壁」は問題で他の方法を進めたらしい。それを東電がサボタージュしたらしい。 原発関連は出てくるが津波、地震の被災に関する復興はニュースにない。 個人の権利を縮小し、首長をはじめ、権力者に権限を集めようとしている大きな流れを見ていると、日本が今の北朝鮮に近づこうとしているとしか考えられない。 |
13.9.21 (土) |
いろいろ問題がここ二、三日いろいろな問題が報道をにぎわしている。 大阪段階では、府教委が「君が代斉唱」で教職員の口元チェック通知、大阪市では幼稚園の保育料2.7倍値上げ、公募校長と公募区長の不祥事。橋下は身内に甘く、他人に辛い態度をそのままやっている。 校長の件で言えば、公募11人中6人が不祥事。なんたる確率。もうこれは制度の破たんと、任命権者の責任でしかありえない。 日本的には、安倍が被災地を訪問して 汚染水は完全ブロックとまだ言っていることや、今 毎日TVで放送していたが、秘密保護法の問題。 今日の新聞1面で消費税が来年4月に8%になるとの報道。そして 黒字の法人の法人税減税。3%分の半分の1.5%を減税分に充てるだと! 18日に書いた「社会的弱者が辛うじて得ていた生活費までをも吸い上げ、社会全体で生み出した富を多国籍企業やそこに連なる富裕層に集中させていく」 をまたまた実行しようとしている。 許せないことだ。 |
13.9.18 (水) |
消費税斉藤貴男の「消費税のカラクリ」を読んだ。私の知らない消費税の事が沢山書いてあった。その中で一番重要だと思えることは 「消費税増税には大きく三つのハードルだけがあることにされていると、「はじめに」で書いた。@逆進性、A益税、B消費ないし景気を冷え込ませてしまう可能性、の三つだ。
というところだ。 ここにもグローバル企業が出てきた。以前にはグローバル企業と消費税については上手く関連つけられなかった。ここには上手く表されている。 本書の内容については、以下にまとめる。 「消費者は自らが消費税を負担しているつもりでいる。ところが法律上、納税義務者は事業者すなわち個人事業者や法人であって、消費者ではない」 すなわち、私たちが支払っている代金は物価と税金ではなくて物価そのものなのだ。小売業者に税金を預けているつもりであったがそうではないのだ。役人は「預り金」とは言わずに巧妙にごまかして、 「預かり金的な性格のもの」という曖昧な言い方をしている。 消費税の問題点は 消費者が払うのではなく事業者が払うことになっている。 事業者免税点や仕入れ税額控除、簡易課税などというのがあって、消費税を控除してもらえる制度がある。 事業者免税点というのは「課税売上高が1,000万円以下の事業者については、その課税期間の課税資産の譲渡等について、消費税を納める義務が免除されている。」ということ。 仕入れ税額控除、簡易課税というのは、消費税が控除されると言う事だが、仕入れ税額控除のほうは煩雑な手続きや書類が必要でそれにかかりきりになる専門の人が必要になるらしい。 簡易課税というのは課税売上高が5,000万円以下で、簡易課税制度の適用を受ける旨の届出書を事前に提出が必要だが、手続きは簡単らしく、小さな事業所はこれになるらしい。ただしデメリットもあるとのこと。 しかし「年商3000万円未満の中小事業者に対して行ったアンケートでは、消費税分の価格への転嫁が「ほぼすべて転嫁できる」と回答したのは、47.7%にすぎなかった。」 「年商3000万円未満の中小事業者では、消費税は自腹を切らなくてはならないと言う事になる。 年商3000万円とか、年商1000万円とかいう会社や商店の利益はどれくらいになるのだろう。また、人を雇っていたらどうなのか私にはわからない。仕入れなどで費用が掛かるから あまり利益は出ないように思うし、下受けだと値切られるから苦しいだろうとも思う。 ぎりぎりの事業者や、赤字に転落した事業者でも、法人税ならいいが消費税は支払わなくてならない。しかし支払えないいので滞納となり、2008年度では国税の滞納額の 45.8%を占めている。 税を取り立てるために税務署内では、「滞納する奴らなど潰しても構わない」というセリフが平気で飛び交っているという。そして税務署にいきなり差押え処分を されるところが沢山出ているらしい。そのため、倒産や自殺に追い込まれているらしい。この本には自殺した人の事も載っている。 輸出戻し税 「零細事業者が直面させられている悲惨とは裏腹に、消費税は大企業、とりわけ輸出比率の高い大企業にとっては実に有利に働く。彼らは消費税という税制によって、莫大な不労所得さえ得ていると断定して差し支えない。」 とある。 これは輸出戻し税と言われるもので、輸出業者に、輸出する商品に入っている消費税をもどすというもの。理屈ではそれまでの取引にかかっている消費税を戻すと言う事なのだが トヨタなど強いところは、零細事業者をなかして消費税分を値切っているから消費税を支払っていないことになる。その消費税分が帰ってくるのだ。だから消費税分が丸儲けとなる。 「2007年度に最も多額の還付金を得たのはトヨタ自動車で、約3219億円だった。以下、ソニー、本田技研工業、日産自動車、キヤノン、マツダ、松下電器産業(現・パナソニック)・・・・・・などと続いていた。主要10社だけで約1兆1450億円もの還付金を受け取っている。」 ということだ。消費税率が上がれば上がるほどこれらの企業が受け取る還付金が大きくなるのでグローバル企業、大企業は消費税増税に賛成、いや熱心なのは当たり前なのだ。 次に「仕入税額控除」制度の事が問題になる。 「仕入税額控除」制度は非正規雇用である派遣社員を増やすことにつながっている。雇い主が正社員を雇うのをやめて 派遣社員に切り替えると、正社員のために支払っていた社会保険などを負担しなくてよくなる上に、派遣社員の給料を派遣会社に支払う時、その費用から「仕入税額控除」を受けることができるのである。 派遣社員は仕入れたものと同じ扱いになるのだ。だから非正規社員が増えるわけなのだ。 これらの事を考えると、消費税率を上げると、中小・零細事業者や自営業者の倒産が増加し、自殺者も増えることが予想され、正社員が減り、非正規社員が増え、 より貧困化が進み、貧富の格差が進むだろう。 ざっとこのような内容だ。 「祭りの後の祭り」というブログで、この本の内容をうまくまとめているので、引用してみる。
引用終わり ぜひ読んでみてほしい本だった。 このような消費税が今度の国会で8%に引き上げられようとしている。先日、安倍は決めたと報道があった。自民多数の国会では消費税は8%になるだろう。 税と社会保障の一体改革という題目で 社会保障が切り捨てられる法案がもう決まっている。現実に社会保障がどんどん切り捨てられている。少子化の問題も解決するどころか、日本の国力がますます減退する。 国民の知らない所で多国籍企業やそこに連なる富裕層のための仕組みがどんどん出来上がっていく。そして、秘密保全法がこれに絡んでくるだろう。 何とも言えない気持ちだ。 |
13.9.16 (月) |
台風一過TVでは台風の被害が報道されている。私ところは幸い何も被害はなかった。 昨日まではオリンピック一色。どれだけ景気が上がるのかばかり。 福島の原発、津波の被害に苦しめられている人の事は忘れられたよう。特に津波の被害に遭われた人の事の報道は皆無。 TPP、秘密保全法、消費税などの報道もない。 秘密保全法のパブリックコメントは明日までだそうだが全然報道がない。大事なことが新しい報道によってかき消されてゆく。 今日は台風のニュースがいっぱいなのは仕方がないとして、明日はどんなニュースになるのか。9月10日に書いた心配が現実になりそうな気がしている。 |
13.9.10 (火) |
安倍首相の発言オリンピックが日本に決まった。TVでは祝賀ムード。業界も景気が上向くと歓迎モード一色。 1日あけてやっと安倍のスピーチについて取り上げだした。 「汚染水の影響は0.3平方キロメートルの範囲で完全にブロックされている」「福島原発はコントロール下にある」と発言したが、誰だってわかる現実との乖離。 マスコミは、安倍首相は世界に公約したのだから 原発の処理はきちんとやってもらおうと言っているが、心配なのはマスコミのこの姿勢がどこまで続くのかと言う事だ。 安倍は福島原発にかかわる件は問題ないと言ったので、少し時間がたつと 福島原発に関することに蓋をし、もう大丈夫と言い張り情報隠しをするのではないか。そしてマスコミは福島原発処理はきちんとやってもらおうと言っていたのを忘れたかのように、口をつぐみ、 他の事件を追いかけるのではないかと言う事だ。 今のところはマスコミも安倍首相の発言の問題点を上げ、それをいい方向に向ける扱いをしているように思えるが、その後に業界の歓迎ぶりをも取り上げることに不安を感じる。 もう福島を忘れさせる 一歩が始まっているような気がするのだが取り越し苦労なのか。 |
13.9. 7 (土) |
オスプレイオスプレイを使った日米合同練習が滋賀県と高知県で行われることが発表された。沖縄の負担軽減という。識者は、沖縄ではこれとは異なる演習が行われており、 負担軽減とは別物だという。 毎日新聞デジタル版では 防衛省が、在日米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練の一部を沖縄から本土に移転させる布石を打った。 同省は6日、10月に滋賀県と高知県で自衛隊と米軍が合同で行う訓練にオスプレイが参加すると発表。3月から四国などで始まった低空飛行訓練に続いて本土で「実績」を積み、 将来の訓練移転につなげる狙いがある。沖縄県はオスプレイの普天間飛行場(宜野湾市)への配備に反発しているためだが、沖縄県からは「本当に負担分散につながるのか、見極めたい」と冷ややかな声も上がる。 とある。 これは、沖縄の負担軽減を口実にして、沖縄をそのままに、本土の沖縄化を狙っているとしか考えられない。オスプレイも基地も日本から無くなることが 沖縄にとっても日本にとっても大切なことなのにそれとは逆の事が起こりつつある。 「沖縄の負担軽減を」という口実は、橋下の「八尾空港へオスプレイを」という時から クローズアップされているが、ここでも橋下は害毒を流している。沖縄から基地が撤去され、オスプレイも基地も無くなり、本当の意味で日本が独立国家になることが大切なことなのに。 アメリカでオスプレイは、地元の反対で訓練できなくなった。それを沖縄に持って来た。そしてそれを本土と滋賀県と高知県に広げようとしている。何しろ日本はアメリカのポチだから断ることができない。 ここでも日本はアメリカの植民地であり、いいように使われていることがわかる。 物凄く悔しい! |
13.9. 5 (木) |
登山今日、京都にある十三石山に登ってきた。道がよく登りやすい山だった。高さは496m。今まで登った低山で道がよく、変化ありの一番良い山だった。 詳しくは「私の100名山」に。 |
13.9. 3 (火) |
演奏今日、すばるホールでフルートの演奏をした。市のリーダー研修会でのミニコンサートだった。客席が近く、なんか緊張した。 無事に終わりホッとしている。 次は11月9日の公民館祭りだ。今回は15分だったが、次回は約30分だ。気合を入れて頑張らねばならない。 今日の演奏の様子 |