日々雑感

       
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14.4.28(月) 

ふるさと  

昨日、同窓会で故郷の町を訪れた。私の育った町の商店街はやはりシャッター通りになって淋しいのもだった。

         

母校の小学校は今年1月、重要文化財に指定され輝いているように見えた。今年で77歳になる現役。

       
   
14.4.25(金) 

安倍は何を考えているのか  

安倍が議長を務める「産業競争力会議」で「労働時間の規制緩和」について検討を指示した。その中に「残業代ゼロ」を打ち出している。

朝日新聞によると、下記の通りだ(まだ官邸のHPには議事録がない)。

「政府の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)は、労働時間にかかわらず賃金が一定になる働き方を一般社員に広げることを検討する。

仕事の成果などで賃金が決まる一方、 法律で定める労働時間より働いても「残業代ゼロ」になったり、長時間労働の温床になったりするおそれがある。

民間議員の長谷川閑史(やすちか)・経済同友会代表幹事らがまとめ、 22日夕に開かれる経済財政諮問会議との合同会議に提言する方向で調整している。6月に改訂する安倍政権の成長戦略に盛り込むことを検討する」(2014年4月22日付)

提案には2つのタイプがあって、

@ 高度な専門知識を持つ人材を対象にする高収入型は、年収1千万以上はほとんど労働時間の規制はかからない。

A 収入が低い一般社員にも適用される「労使合意型」。

問題はAの合意型。働き手本人の同意が条件だが、経営者の立場が強いため、本人同意が強制されるとの懸念がある。

これについて朝日新聞には

政府が検討を始めた新しい労働時間制度は、「残業代ゼロ」と批判された第1次安倍政権の「ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)」より対象を広げ、企業には使いやすい内容だ。  

もともと、日本の労働時間の規制は弱い。労働基準法は1日あたりの労働時間を8時間と定める。ただ、労働組合などと合意すれば、8時間を超えて働かせてもいい。

条件をつければ、過労死の認定ライン(月平均80時間)を超えて残業させても違法にならず、事実上は青天井だ。  

その代わりに残業や休日、深夜に働かせた場合、企業に割増賃金を支払うよう義務づけた。

企業に負担させることで、長時間労働を抑える仕組みだ。  

産業競争力会議で示された提案は、労働時間の長さではなく、成果により賃金を決めることで、その抑えを取っ払おうというものだ。

ただ、その場合は「働き過ぎ」「過労死」を防ぐため、労働時間の上限を設けるなど具体策が欠かせない。

だが、働き手にとって大事な「働き過ぎ」に歯止めをかける有効な対策はどこにも見当たらない。

今でもブラック企業の問題が山積みなのに、これはブラック企業を奨励していることでしかない。労働者を奴隷として使おうと言う事だ。このことはTPPも絡んでいるかもしれない。

これを見ても安倍は、労働者、大多数の国民の味方ではないと言う事だ。

14.4.18(金) 

憲法を守ろう  

今日の新聞に「高知県で2006年から憲法記念日の前後4か月の間、市民団体の広告で『守ろう9条・25条を!!』と路面電車の車体に書かれていたものが、抗議や批判のために 会社は広告を受付なかった」と載っていた。

この路面電車は「平和憲法号」として親しまれていたようだ。

これは先日、兵庫県内の護憲グループが憲法記念日に開く護憲集会への後援を 神戸市に申請したところ、以前は後援していたのに今回は「政治的中立性を損なう可能性がある」という理由で断られたという出来事と同じ根だ。

新聞にも書いてあったが、「改憲や解釈改憲をめざす現政権に配慮した判断だ」とグループは批判している。

全くその通りだと思う。

「憲法を守ろう」と言う事がどうして「政治的中立性を損なう」ことになるのか。

公務員、政治家は憲法を守る義務を負っている。私も公務員だったが、公務員になるときに憲法を守ることを誓約した。

安倍は集団的自衛権の解釈改憲で日本を戦争のできる国にしようとしている。

憲法を守ろうとしない現政権こそ弾劾されるべきだ。

この事をはじめ、沖縄の教科書の問題、新しい教科書の「尖閣・竹島」の問題、集団的自衛権の解釈改憲の問題、サッカーや四国の遍路地のステッカーなどの他民族の排外の問題、その他いろいろあるが 右に急旋回して戦前に起こっていたことが今現実に起こりつつある。

今日本は、安倍への配慮とネット右翼の台頭で右に急旋回し始めている。

そして根本に特定秘密保護法が存在している。この不気味さ。

国民の幸せのために、1日も早く安倍を首相の座から引きずり降ろさなくてはならない。

14.4. 3(木) 

旅  

囲碁の仲間たちと岐阜の明治村に行ってきた。

予報は曇りで時々雨。朝5:00に起きて行った。

曇り空が続いていたが、到着した時は青空で申し分なし。 天候に恵まれたと言いたいのだが、なんか変な天気で、晴れていたと思えばにわかに掻き曇り雨。ああ・・雨だと思っていると青空が見える。

このような天気にもめげず 散策した。

明治村にはあちこちの町や村から歴史的価値のある建物が持ってこられて建てられていた。

中でも驚いたのは、大阪、南河内の千早赤阪小学校の講堂が あったことだ。

一緒に行った人が千早赤阪小の卒業生で、懐かしがっていたことだ。当時毬つきなどをして遊んだという。1Fは雨天体操場で、2Fは講堂とのことだ。

明治村でSLに乗ったり、いろいろ見学した。 (写真をクリックすると、写真が大きくなります。)

         
         
   

その後、犬山城へ移動し、お城を見学した。

曇っていたわりに青空が見えて綺麗なお城を堪能できた。

     

心を許せる仲間たちとの旅は良いものだ。