日々雑感

  
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15. 12. 30(水) 

日本の10億円拠出「少女像移転が前提」 慰安婦問題  

朝日新聞に「日本の10億円拠出『少女像移転が前提』」と言う事が1面トップで載っているが、政府関係者と言う事で誰が言ったのかは載っていない。
これを読んで、初めに思ったのは「韓国がこれでよく合意したものだ。今までの抗議は何だったのか」と言う事。
次に思ったのは、「安倍がネトウヨからの反発が大きかったので、それに耐えきれずデマを飛ばした」だった。
そして、合意文は無いが口約束で合意した内容を見ると、慰安婦像は「関連団体との協議を行うなど、適切に解決されるよう努力する」となっているので安倍首相のデマだと思った。
そして今ブログを読んでいると、韓国の聯合ニュースが韓国の政府当局者が「『まず少女像を撤去』日本の報道に政府当局者が『完全ねつ造』、 『10億円を出す前に少女像を撤去する構想に韓国が肯定的』報道に全面反発、 『あり得ず、話にもならないとんでもない話』と発言した」と載っていた。
そして最後の部分に「政府は、少女像の問題をはじめとする韓日間の合意と異なる内容が、相次いで日本のマスコミを通じて流れてくる背景と関連して、日本内部の保守勢力や右翼団体などの反発を考慮した「言論プレー」と認識しているものと伝えられている。」とある。
なんか私の2つ目の考えに似ている。
拉致問題の蓮池薫さんが言うには安倍首相は自分に都合の良いように捏造しリークするらしいし、マスコミはそれを検証しないで垂れ流すことが続いている今、韓国の言う事が的を得ているようにも思うが、さてどうなることか。

15. 12. 29(火) 

慰安婦問題 日韓合意 

朝日新聞によると
「岸田文雄外相と韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は28日、ソウル市内の韓国外交省で約1時間20分会談した。終了後、両氏は共同記者発表を開催。岸田氏は、慰安婦問題について「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題」とし、「日本政府は責任を痛感している」と語った。さらに、安倍首相が元慰安婦に対して「心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。」
とある。

太字の所は従来安倍首相は認めてこなかったところだ。
これがきちんと実行されれば、特に安倍首相が現地に行って元慰安婦に対して「心からおわびと反省の気持ちを表明する」事になれば、完全に解決に至るだろう。
はたして、安倍首相にそれができるのか。ネトウヨが黙っているのか。
そこがこれからの課題だろう。
また慰安婦問題を象徴する少女像については韓国政府の方針として「関連団体との協議を行うなど、適切に解決されるよう努力する」となっており、これも問題として残るであろう。
でも、日韓で合意できたことは良かったと言える。

しかし、今までの安倍首相を見ていると、口先だけで実行は反対の事をしている。
だから太字の事と反対の言動をして、またもめることになるだろう。
また韓国では、国民の声や、団体の声を聞かないまま会談に入ったように見えるので、これからもめることになるだろう。
だからこの問題はまだまだ続くだろうと思う。

15. 12. 24(木) 

シリアで邦人人質

今朝の新聞に「シリアで邦人人質」との報があった。NHKのTVでもヌスラ戦線に拉致されたかもとあった。
新聞には写真入りで安田純平さんが人質になっていると載っていた。なぜ今頃の発表なのか。
8月には人質になっているとの情報があったのに今まで報道されずに隠されていたのはなぜなのか。
昨日、毎日放送の恵の番組の中国の崖崩れに関する放送で、「中国は事件を隠す。都合の悪いことは国民には知らせない。知ったとしても忘れさせるために矛先を変えようとしている。」等とコメンテーターが言って、あたかも日本ではそのようなことは無いと思わせる様な放送をしていた。
でも実際は日本でも最近は報道の委縮により、安倍政権に都合の悪いことは誤魔化して放送しなかったり、さらっと通過させてしまう事が起こっている。中国と同じだ。
軽減税率の財源にしてもそうだ。どうして軽減税率だけ財源をやかましく言うのか。
法人税減税の財源はどうするのか。防衛費上昇の財源はどうするのか。社会福祉の財源を減らした分はどこに持っていくのか。
思いやり予算とその増額分(別の問題も含んでいる)はどうなのか。その他色々あるが都合の悪いことは報じない、知らせないだ。
中国の事を悪く言う暇があるのなら、日本のこのようなところを報道して暴いてもらいたいものだ。
話は変わってしまったが、人質問題で報道されなかったのは当時は安保法案の審議中でこれが明るみに出れば、安保法案にとって都合が悪かったからなのだろう。
ではいったいなぜ今なのか。
それは、自衛隊の海外派兵を国民に納得させるための材料に使うためではないのか。そして憲法改悪へ、と思ったりする。
政府の頭脳集団、策略家達はずる賢いから、私の単純な頭では計り知れない何かほかの事を考えているのかもしれない。
今は 私としては、人質になっているかもしれない安田さんが、無事に帰国できることを祈るしかない。

15. 12. 14(月) 

元自衛官の講演を聞きに行った

元自衛官の泥憲和さんの講演を聞きに行った。
なかなか良い講演だった。

「安保法は本当に平和法なのか」という内容だ。
アメリカ軍の教科書が説明されて、その中にテロとの戦いのついてあった。

ここには次のような内容が描かれているらしい。

なぜテロとの戦いをするのかというと

と言う事で、「アメリカの利益と自由市場経済の発展」のために、言い換えれば資本家のため、グローバル企業のためにテロと戦うというのだ。
そして、テロとの戦いがうまくいかない場合は、その国で次の行動をとるというのだ。

私は、今の日本に当てはめると、アメリカの年次報告書通りに進む日本にぴったりだと思う。
日本はアメリカの掌の上で踊らされ、アメリカの思い通りに進んでいる事がわかる。
日本が独立国ならばなんとかしなくてはならない。

この後、アフガニスタンやフィリピンのミンダナオ島でのJICAの活動について話があり、内戦が和解に至る取り組みが武力ではなく、いかに憲法9条に支えられているかということが説明された。この取り組みには感動した。

詳しいことは、昨日の講演とほとんど同じ内容のものをリンクしておきますので見てください。
ーーー泥さんの講演ーーー

15. 12. 10(木) 

身体が・・・

10月の末に単車でこけて怪我をした。手首が今も痛い。
そして、先の土曜日の登山でひざを痛めた。
泣きっ面に蜂とはこの事か。
今日「歩こう会」で夙川へ行く予定だったが、ひざの調子が良くないので残念ながら不参加にした。
手首、膝とも痛みが残っているのは少しだが、何かするには支障がある。
早く治って欲しいものだ。
治りが遅いのは年のせいか。