沖縄
今、ニュースでは甘利大臣の事が大きく取り上げられているが良くわからないのでとりあえず沖縄について書く。 先の日曜日は沖縄宜野湾市の市長選挙だった。しかし、知事の翁長氏が推した候補が敗れ、安倍自民党が推した候補が当選した。 報道では、当選した候補は、基地移転問題については一切触れなかったと言う事だ。 翁長氏が推した候補の作戦負けとは言え、ある面では基地移転が認められたことになる。 安倍自民は選挙前には負けるかもしれないので選挙と国政である基地移転は関係ないと言っていたが、認められたという線で進むことになるだろう。 それにしても、沖縄の人は基地が減らなくてもいいと思っているのだろうか。分からない!
この前日、「標的の村」という沖縄の映画を見た。 題は知っていたが、どうしてこんな題を付けたのだろうと疑問に思っていたのだが映画を見て納得がいった。 ベトナム戦争の時、アメリカが訓練のため沖縄に「ベトナム村」を作って、沖縄の女の人や子供を「ベトナム村」に駆り出しベトナムに見立てて標的にし、戦闘の訓練をしたと言う事だ。 勿論男の人にはベトナム軍の役割をさせて戦闘の訓練をしたと言う。だから標的の村。 また、現在では オスプレイが沖縄の村々を敵に見立てて標的にし、低空飛行の訓練をやっていると言う事だ。 だから今も「標的の村」が続いている。
基地があるため、これまでも沖縄ではいろんな問題が起きてきた。そして今も続いている。そのような事を教えてくれた映画だった。
この映画は、沢山の本土の人が見るべき映画だと思う。私を含めて、沖縄の事をあまりにも知らな過ぎると思った次第だ。
この映画を見た後に選挙の結果を見たので、沖縄の人は何を考えて安倍自民の推す人を選んだのか知りたいと思うのだ。
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