日々雑感

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17. 4. 21(金)

共謀罪3

4月20日 そもそも総研で共謀罪についてやっていた。
「首相の言う「共謀罪は一般の人のは関係ない」は本当か?」 を突っ込んでいた。
突込みは少し甘く結びも唐突に終わった感じがしたが、なかなか良い内容であった。
概要がリテラに出ていたので以下に UPする。

放送は20分くらいあったのですが以下のyoutubeはその一部分です。

上の動画をUPしている間に、全体の動画が出てきた。次の動画がそれです。

17. 4. 14(金)

介護保険関連法改正案強行採決の暴挙

12日は介護保険関連法改正案の質疑だけが行われる予定だったにもかかわらず、安倍自民党は、なんと強行採決してしまった。賛成したのは自民、公明、維新だ。
改正案は現役並みの所得がある高齢者がサービスを利用した場合の自己負担割合を現在の2割から3割に引き上げることが柱。
「現役並み所得者とは、
@ 市町村民税課税所得が145万円以上の70歳以上75歳未満の国保被保険者、または、
A (1)の被保険者と同一世帯に属する70歳以上75歳未満の国保被保険者。ただし、(1)、(2)に該当する被保険者の収入額が、同一世帯二人以上で520万円未満、一人で383万円未満の場合は申請により、「一般」の区分と同様となります。」

と資料にはある。
朝日新聞によると
「厚労委には安倍晋三首相が出席。民進党の柚木道義氏が、妻昭恵氏の証人喚問を求める割合が高い世論調査結果に触れ、安倍首相に「昭恵夫人に公の場で説明するよう話して頂けないか」などと要求した。
これに自民党が「法案と関係ない」と反発。当初は野党と協議した上で14日に採決する予定だったが、強行した。・・・
民進の山井和則国会対策委員長は「どの委員会でも法案審議の冒頭少しぐらいは、国民が知りたがっている質問をするのは許されている。安倍総理の気に入らない質問をしたら法案を採決する、そんな国会は経験したことがない」と述べた。」

とある。
この事からわかることは、介護保険関連法改正案は質疑も討論も行われず、法案の内容について何も話し合われずに採決されたことになる。
この法案に問題点があったとしても修正が行われず問題が残ったまま通過したことになる。
こんな無茶苦茶なことが行われていいのか。良いはずがない。
これは国民をバカにしている。決して許せない!
介護保険料が上がり、物価が上がり、だんだん生活が苦しくなっていく中で、このような暴挙を行う内閣。そのような内閣を53%の人が支持しているという。
こんな人は目を覚まさなくてはならない。
次の選挙では私達の生活を苦しくしている自民党に投票してはいけない。
代わる人がいないという人は、批判票として自民、公明、維新以外の党の人に投票すべきです。

17. 4. 12(水)

TVは北朝鮮一色

今やTVは北朝鮮一色になった。
森友問題、共謀罪論議から目を逸らしたいと思っていた安倍自民にとって、アメリカのシリア攻撃は格好の材料になった。
情けないのはマスコミだ。もっともっと日本の国民にとって重要な問題の森友問題、共謀罪論議を詳しく報道すべきなのに、安倍に忖度して目くらましに北朝鮮を使っている。
アメリカのシリア攻撃にしても国連の決議を得ていず、アメリカの国際条約違反だ。
この点をマスコミはしっかりと報道すべきなのに、安倍首相の攻撃を支持するという発表で終わりにしている。
シリア政府軍が化学兵器を使ったかどうかも証明されていず、また本当に化学兵器だったのかについても疑問が出ている状態なのにだ。
この事の報道がなぜ北朝鮮になるのか。まだまだアメリカの国際条約違反について批判紙報道すべきだろう。
報道は北の危機を煽っているが、もしアメリカが北を先制攻撃したとしたらアメリカ人、韓国、日本に大きな犠牲が出ることが明らかだ。
それなのにアメリカが北を攻撃するはずがない。
それを分かって森友問題、共謀罪論議からの目くらましのためにTVは北朝鮮一色にしているしか考えられない。
私達は騙されてはいけないが、残念ながら多くの国民はその手にはまり、森友問題、共謀罪論議を忘れつつある。

17. 4. 10(月)

4.9 大阪15区 市民連合結成集会 に行ってきた

昨日、市民会館で「大阪15区 市民連合結成集会」があったので行ってきた。
今の政治は、「戦争への道筋になっている。」「安保法制や秘密保護法、今国会で話し合われている共謀罪も国民監視の法案でありこれが通れば、物言えない日本になってくる。」など危機感溢れた話し合いが行われた。

17. 4. 1(土)

ここまで来ていた日本

特定秘密保護法、集団的自衛権の解釈改憲、昨年の戦争法の制定、今国会の「共謀罪」、そして憲法9条を含む憲法の改定を目指す安倍政権。
高高度ミサイル配備を米側に要請、核兵器禁止制定の交渉会議に不参加、実効性のない敵のミサイル基地をたたく「敵基地攻撃能力」の保有に向けて進みだしたと思ったら、今日の新聞に「教材に教育勅語『否定せず』との答弁書を閣議決定した」とある。
どんどん戦前の日本に近づいている。戦争の出来る国になってきている。
ふとニーメラーの警句を思い出した。ニーメラーの警句とは

マルティン・ニーメラー牧師の警句 
「ファシズムは微笑みながらやってくる」
ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

これは
人々に、これぞリーダーシップという陶酔感を帰依感を与え、圧倒的な支持を背景に。
それはだんだん勢いをまし、最後は津波のような勢いでおしよせ、気が付いたときにはもう誰も抵抗できない
抵抗するなら、まだ小さな波のうちにはねかえさねくてはいけなかった
という教訓だ。(Afternoon Cafeより引用)

今の日本は「警句」に見られるような終りの段階ではないと思う。勿論端緒でもない。もうだいぶ進んでいる状態だ。
でも今ならまだ間に合うかもしれない。
そのために、国会に出ている「共謀罪」を成立させない事、民進党が問題だが野党共闘をして与党に2/3を取らせない事、
また、森友問題もしっかり追及して、政権と官僚と日本会議の癒着を暴く事、そして安倍政権に責任を取らせることが、まず今しなければならない事。
そのために、野党に頑張ってもらう事と、私達がこの事に声を上げて世論を作ることだ。