国のTOPに立つ偉いさんはもう!
忙しくて書けない日が続いている間に腹の立つ事が続いた。 中でも23日の新聞にある来年度予算と、25日の新聞にある水俣病の審査についての問題だ。 来年度予算は膨張予算と指摘され続けているが膨大な借金がある上にまたまた借金予算。 働き方改革、福祉に手厚い政治と言いながら実際はそれと反対の事をしている。 くらし・教育に手厚くと言いながら、確かに幼児教育無償化はやるが保育士が足りない現状で保育所の定員が上がるわけがなく、無償化すると今まで行っていなかった家庭の子供も保育所に行くようになってますます待機児童が増えることになる。 これなど、本末転倒も甚だしい。 先ずやらなければならないことは保育士の待遇を大幅に改善することだ。 ただ、今回待遇改善と言って給料を月3000円上げるらしいが、以前の統計で一般より月10万円低いと出ていたので、こんなので集まるはずがない。
生活保護費の生活費の支給額を最大5%下げるらしい。生活保護費の額はいろんなところに影響がある。 生活保護費が下がると最低賃金の額が下がる。税金の控除額も下がる。そのほかいろいろあるらしいが、弱者の生活がますます苦しくなることになる。弱者いじめも甚だしい。 正社員になれない若者が沢山いるのに、生活が苦しくなれば結婚出来ない人が増え、子供も産めない人、育てられない人が増えて、人口減少に歯止めがかからなくなる。 今の日本の課題は人口減少から始まっているのに、やることが反対だろう。 予算がないから仕方がないだろうという事になるかもしれないが、アメリカから買う武器がアメリカの言いなりの値段だし、今回無駄なものをいろいろ買う。その最たるものは「イージス・アショア」なるものだ。 イージス艦よりこれの方が良いと言うがイージス艦に比べてバカ高い。 1基1000億円と言うがこれを2基買う事に決めた。 ところがこのイージス・アショアなるものが問題なのだ。
天木直人氏のブログによると 「12月18日の東京新聞に「生活脅かす迎撃基地」という見出しの半田滋論説委員の記事(私説「論説室から」があった。 私はこの見出しを見て、てっきり、我々の血税をしぼりとって一基1000億円もするミサイル迎撃を2基も購入しようとする安倍政権は、国民生活を脅かそうとしている、と批判しているのかと思った。 ところがそうではなかった。 文字通り国民生活を危険にすることになるというのだ。 すなわちイージス護衛艦は人体に影響のある強力なレーダー波を出す事から、航海中、乗組員は甲板に出る事を許されていないという。 同様に強いレーダー波を出すXバンドレーダーが置かれた京都府京丹後市の米軍経ケ通信所の場合は、航空機の計器類を狂わせるおそれがあるので、半径6キロ、高さ6キロの空域が飛行制限空域とされているという。 米国で試験用のイージス・アショアが置かれているのもハワイ州の広大な米軍施設内であり、人的、物的被害は想定できない場所だという。 ところが日本の場合は人々が生活する地上に置かれる事になるという。 いくら自衛隊施設内に置くと言っても、日常生活とは無縁ではないからだ。 こんな深刻な問題があるとは知らなかった。」
とある。
こんな危険なものを1000億も2000億も出して買う必要はない。この金を福祉や教育に回したり、借金の返済に回すべきだと思う。
水俣病の審査についても書きたかったが長くなったのでこれで終わります。
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