日々雑感

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18. 7. 26(木)

この1ケ月忙しかった

ベランダの防水が剥がれたり、膨らんできたので自分で修理をやってみた。先ずは今塗ってある防止ペンキ剥がしから始まった。
まず剥がす前は

これを剥がして


大丈夫と思われるところは一部剥がさなかった。
この剥がすのが大変だった。なかなかきちんと剥がれない。道具を買ったのだが、中々うまくいかない。4日程かかった。
いよいよ、防水ペンキを塗るのだが、夕方になるとひび割れのところから水が湧いてくる。
ひび割れのところをシールドしなければならない。
シールドをする前に、先ず床を乾かさなければならないしコンクリートの中に残っている水を吸い出す必要がある。
3日ほど乾かしてそれからシールドになる。天気を見ながら何時やるかと考え続ける。これが長かった。
やっとシールドするが、次の日には水が出ている。剥がしてやり直しする。
そしてついに防水ペンキ塗り。完成。約一か月かかった。
まだ手直しするところは残っている。

素人仕事だが、満足している。

18. 7. 13(金)

自民党の横暴とおごりきわまる

国会では「私達の生活に関わる大事な法案は、十分な論議ときちんとした納得できる説明を尽したうえで成立させてほしい」と1日にも書いたが、それが全く果たされず次々と問題のある法案が自民党によって成立されてゆく。
働きかた法にしても別名「働かせ方改悪」、高プロという名の過労死促進法案を盛り込んだ「働き方改革(働かせ方改悪)」法を初めとして、自民党の党利党略の公職選挙法、突然出てきて6時間の審議で十分論議されないまま参院を通過させてしまった参院の6増案。
「厳重な警戒が必要」と気象庁が発表したさなかに行われた「赤坂自民亭」なる大宴会への批判が高まっているが、政府の長である安倍首相を筆頭に政府の重鎮が対策を講じないまま参加し、安倍首相は二日酔いを疑われ、宴会翌日にたった15分会議をしただけで、その後も66時間にわたって対策本部も設置せず、災害を放置していた。
初動の遅れは明らかだが、なんだかんだと言ってはぐらかし政府としての役割を果たしていない。
また、西日本大水害の対策が必要な今、その大臣(公明党)がIR法(カジノ法案)の審議で6時間も西日本大水害の対策から離れている。
新聞社のアンケートによると60%以上の人が反対しているのに大水害の対策をそっちのけで成立させようとしている。
この法案もいろいろ問題があるので、「十分な論議ときちんとした納得できる説明を尽したうえで成立させてほしい」。(聞くところによると、カジノは資金洗浄が一番大きな問題なのだそうだ。)
こんなのは急いでやらなくてもいいもので、急いでやらなくてはならないものは大水害の対策だ。
数の横暴とおごりと、国民の批判が大きくならないので、そのまま進めようとしている。
これは自民を支持する国民も自民党の横暴とおごりを助長しているのだが。

18. 7. 1(日)

働き方法案が成立した

6月29日働き方改革関連法が成立し、高度プロフェッショナル制度も来年4月に始まることになった。また、TPP関連法も成立した。あきれてしまう。
働き方改革関連法については、厚労省調査のデーターにいろいろ問題があり裁量労働制が削除されたり、裁量労働制が違法適用されて過労自殺した人がいたことが明らかになったりと問題続きだった。
高プロ審議の中で加藤厚労相の「ご飯論法」なる批判の言葉も生まれたり、ここでもデーターの間違いがあきらかになって少しは修正したもののデーターをそのまま使ったりした。
政府は、法案の問題点や不明確なところをきちんと論議することなく、納得の出来る説明なしに、ごまかし、はぐらかしの答弁に終始した。
働き方改革関連法は初めの「実行計画」には「働く人の視点に立った働き方改革」と明記されたが、これは書いただけで高プロ制度に至っては最後に安倍首相は「経済界の要請だった」と認めた。
家族を過労死で失った人たちが、「長時間労働が助長される」と反対して国会に傍聴しに行った。
しかし、この人たちが納得できる説明も討論も無しに通過したのだ。
高プロは年収1075万円以上の人対象だが、「経済界の要請」だから、この対象がどんどん広がり労働者全体になる恐れが指摘されている。
具体的なことは国会を通さなくて良いことになっているのだ。

TPP関連法についても問題点が指摘されているにもかかわらず、十分な論議ときちんとした納得できる説明も無しに成立していく。

国の行く末、私達の生活に関わる大事な法案は、十分な論議ときちんとした納得できる説明を尽したうえで成立させてほしいものだ。
ところが、安倍内閣の下ではこの国会の基本的な役割が果たされることなく、自民党1強の横暴がまかり通り、淡々と進んでいく。
このままでは国会が死んでしまう。
日本国民は安倍内閣をどうしてやめさせようとしないのか。日本の行く末が本当に心配だ。