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19. 7. 31(水)
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参院選から10日たった。
参院選が終わってから10日たった。 一応、自公与党と維新は2/3を取れずに終わり、憲法改正発議が出来ずひと安心というところ。 ここに来て、 国民民主の玉木代表が「憲法改正について生まれ変わった」などと発言し、批判を浴び見苦しく言い訳をしているが、安倍との密談が成立しているのかと勘繰りたくなる今、予断を許さない状態なので心配は尽きない。 今、TVではこの問題があまり取り上げられずに吉本問題、「NHKから国民を守る党」と「れいわ新撰組」の話題で盛り上がっている。 安倍の野党切り崩し、憲法改正に取り込みたいという発言については、その後どうなっているのか全然放送が無い。 「NHKから国民を守る党」の党首は安倍を支持すると言っているし、玉木発言が地下で進んでいるかも知れないので、発議に至る可能性があるので心配だ。 野党は今まで同じ事を言ってきたのに、れいわの山本太郎みたいなインパクトのある発言をどうして出来ないのか。悲しい限りだ。 これから山本太郎が旋風を呼んでいきそうだ。
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19. 7. 19(金)
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参院選まで後2日、消費税について
「参院選に向けて色々ニュースが飛び込んでくる」と言いたいところだが、別のところでニュースが盛り上がり選挙についてのニュースは申し訳程度だ。 自民が争点逸らしに出した日韓貿易問題や、かんぽ問題、昨日の京都アニメの放火にTV等の放送がすごい。 今回の参院選の争点はどこに行ってしまったのか。 昨日の京アニは仕方がないとしても、日本の将来がかかる選挙をもっと報道すべきだと思う。 選挙の争点としては色々あるが、消費税問題も大きな争点の一つだ。
消費税について調べてみると次のことが分かった。
1989年と2016年は税収はほとんど変わっていない。6000億円の増加だ。 それに対して、消費税の増収分は約14兆円。所得税の減収は約4兆で法人税の減収は約9兆円だ。 「国の借金を返すために増税しなければならない!」「社会保障を充実させるために増税しなければならない!」と政府がいろいろ宣伝しているのに、これを見ると消費税の分が、所得税と法人税の減収になっている。 高額所得者の減税と、法人税の減税に当てられているのだ。 こんなバカなことは無い。 高額所得者の減税と、法人税の減税をしなければもっと福祉に当てられたのだ。
私の知人が次の表をブログに出している。 閑人閑話tajifu.blogより 大企業はこんなにも税金を払っていないのだ。 大企業の儲けを、働いている人に給料として支払えば、働いている人は豊かになり消費も増え景気が良くなるのに、それをしないですべて内部留保にしている。
その上、次の表のように、消費税の還付も受けているのだ。 閑人閑話tajifu.blogより これからわかるように、金持ち優遇の税制を改めれば、消費税は10%に上げなくてもやっていけるし、消費税を0にしても大丈夫かもしれない。 今度の選挙ではこの点でも野党に投票すべきだと思う。
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19. 7. 9(火)
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参院選たけなわ
参院選に向けて候補者が走り回っている。 youtubeでは党首討論をやっている。 今回の参院選は、1に年金問題。 安倍首相は100年安心と言っているが、組織が安心で、私達の生活は2の次になっている。 マクロ経済スライドで持続と言っているが、年金を下げることが主題になっている。これは廃止すべきだ。 そして、今の若者も安心して老後に生活できるにはどうしたらいいのかを根本的に考えるべきだ。 それを誤魔化しているのが安倍内閣だ。 これではいけない。この国会で徹底的に討論すべきだった。
経済問題については昨日の新聞に、アベノミクスの目標としていた年率2%の物価上昇率に届いていないとある。 また「あれだけ「アベノミクス」を吹聴した以上、いまだに経済の好循環をつくれず、先行き懸念も増していることへの説明責任は大きい。いくら民主党政権時代をくさしても、自ら掲げた目標を達成する道筋が見えていない事実は消えない。」とある。 安倍内閣は言うだけで大事なことはほとんど達成されていない。 またここ1,2年でも問題点が沢山あった。 森加計問題、文書改ざん問題、沖縄新基地問題等真摯に対応すると言って何もせず誤魔化しばかりだった。 しかし、残念なことに自民の指示があまり下がっていない。これが問題だ。 自民支持、反支持がそれぞれ30%ずつあるとして残りの40%がどう動くかにかかっているが、投票率が上がらなくては逆転はあり得ない。 今日は9日。21日までそれぞれ出来る範囲で頑張るしかない。
安倍首相には驚かされる。 大阪城の「エレベーター発言(『改修でエレベーターを付けたのはミスだった』発言)」、「民主党の枝野さん」発言などだ。 意識していっているのだろうがその低劣さにあきれてしまう。 こんな人が首相でいいのだろうかと思うと悲しくなってくる。 歴代の首相はそれぞれに感じるところはあるが、こんな情けない首相はいなかったように思う。
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