日々雑感

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20. 4. 20(月)

政府の迷走ぶり明らか

16日夜、全国へ拡大の緊急事態宣言が出たが、緊急事態宣言が出て3日目。政府の迷走ぶりが目立っている。
拡大の緊急事態宣言と同時に国民みんなに現金支給が出てきた。公明党の要請に応えた形だが、一度決めていた30万円は止めにして、10万円の国民みんなに支給だ。なんたる迷走だ。初めから10万円支給と決めておけば、もっと早く支給できたのだ。
これは最初に野党が提案していたことだ。外出自粛要請と企業の操業自粛すれば生活のための現金支給は当たり前のことだ。支給することになったことは良かったが、これから審議のための案作りで決定が遅れるのだ。
外出を8割抑えるのは今のままでは無理だ。外出禁止にすべきで、食糧の確保にかんすること、病院、警察、消防等は除外することでしか達成できないだろう。
10万円についてはまだまだ問題があるが正式に決まってからどうなるかだ。

一部であるがここに来てやっとPCR検査のドライブスルーが出来るようになった。
後は
医療体制の確立とマスクなどの医療防具を企業に作成を要請指示し緊急確保。
コロナ診療病院とそうでない病院の仕分け、軽症者と重症者の区別とホテルなどの確保。医療従事者の人員確保と養成。
PCR検査を拡大するための方策と場所と人員の確保の指示。
等で実行できるようにすることだ。
今は地方自治体と医師会が主体的にやっているが国が中心になってやらないでどうするのか。
どうしてこれを安倍首相は指示しないのか。本当に歯がゆい。
これらは朝日放送で岡田春恵教授や玉川さんが2ヶ月前から言ってきたことだ。
安倍首相は国民の命を守るために奮闘しているとはとうてい思えない。

この大変なときに、どさくさに隠れて、検察官の定年を65歳に引き上げる検察庁法改正案の審議が16日、衆院で始まった。
朝日新聞によると
「政府説明の変遷について、野党側は
①黒川氏を検事総長にするために延長規定のない検察庁法の代わりに国家公務員法を使って「脱法」的に定年延長した
②81年の政府答弁が発覚し、国家公務員法の延長規定の検察官への適用は「違法」が濃厚となった
③法解釈変更したことにして「合法」化を試みた
――とみて、政府を追及する。」
とある。
検察を自分の思い通りにしようとしていることは明らかだ。こんなことはとうてい許されない。
どこを向いているのか分からない安倍首相には本当に辞めてもらうしか無い。
いや、辞めてもらうことが国民の幸せだ。

20. 4. 13(月)

緊急事態宣言が出たが

緊急事態宣言が出て1週間。政府の無茶ぶりが目立っている。
私が考えた期間以外は実現しなかった。国民皆に現金支給は無く、PCR検査も未だに希望者に実施せず、ドライブスルーが全体として実現していない。
実現したのは、外出自粛要請と企業の操業自粛だけだ。
企業の操業自粛は途端にお金が入らなくなるから現金配布と一体でなければならないのに、政府は未だに現金支給はしないと言っている。
30万円も、もらえるのは20%ぐらいと言うし、5月になるという。餓死者が出るのでは無いか。
このままだと企業の倒産が目に見えている。生きるために泥棒、強盗、詐欺が沢山出てくるのでは無いかと心配する。

そして、安倍首相はまた馬鹿なことをやってしまった。
snsで星野源とのコラボに投稿した。皆が困っているのに、犬をなで、コーヒーを飲み、ゆったりTVを見ている画面を載せた。
安倍首相のやること、出来ることは大切なことでもっと他にあるだろう。一刻も早く休業補償をすると発表し実施することだ。
星野源は皆を励ますために歌を歌った。他の芸人も皆を励ますためにコラボした。
これらの人は国民に現金支給が出来ない。安倍首相は補償をしようと思えば出来る。
それをしないでゆったりと犬をなでている。そんなことをしている場合か。
批判があふれているが、安倍首相には本当に辞めてもらうしか無い。
いや、辞めてもらうことが国民の幸せだ。

20. 4. 6(月)

緊急事態宣言を出すようだ

前回、「素人判断では緊急事態宣言で外出自粛要請を出す時は期間を明らかにし、生活に必要な所は開けることを具体的に明らかにし、外出自粛は14日間等と明らかにして、その間の生活費を国民に支給する等したら良いのだ。
そしてその間にPCR検査をして、感染者を発見し、治療をするとしたら良いのではないかと思う。
何か安倍首相の発表には具体性は無く、今頃何を言っているのと思うことが多い。
人工呼吸器が足りなくなるとか、ECMOがたりないとか、操作する人員が無いとか言ってそのままだ。
足りなかったら作る事を要請し、人員が無かったら訓練して作れば良かったのだ。」

と書いたが、この日ips細胞の山中教授が「5つの提言」と言うものを出していた。
私の意見では軽度の感染者に対する考えがぬけていたが、この5つの提言には私の言いたいことがもっと広い視野で述べられている。
しかし今、緊急事態宣言を出すようだと言っている段階で、軽度感染者の収容施設についての対策があまり進んでいるように見えない。
ホテルを借り上げると言うことは出ているが少しだ。公設施設などもっともっとあるだろう。それに対する要請をしたという報道は一つも無い。どうなっているのだろう。
緊急事態宣言を出すまえにこのような取り組みをすることが大切なのに、いや、これが出来ていれば緊急事態宣言など出す必要は無いかもしれない。
きちんと情報を伝え、対策を講じていれば拡散は防げたかもしれない。
医療崩壊と言われることへの対策の遅れが大きいと思う。
軽度感染者、重度感染者、未発症感染者に対する取り組みが言われる中で遅々として、進んでいるように見えない。
コロナ対策は、重度感染者のベッドと人工呼吸器、ECMOの増産要請と確保、操作する人員の養成と確保。
軽度感染者の収容施設の確保、未発症感染者は検査の拡充による発見と外出自粛しか無い。そのうえで、国民の食糧の確保と、とりあえずの10万円の支給だろう。
後は雇い止めの人など、経済対策をきちんとすることだと思う。
マスク世帯あたり2枚とか、速効性の無い自己申告での世帯あたり30万円の施策は最低だ。
私は官僚や政治家で無いので手続きは分からないが、それにしても対策、指示が遅い。
緊急事態宣言が出されても有効なものが出されるか心配だ。
しかし、私権の制限がある緊急事態宣言の内容についてはしっかり見ていかなければならない。

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