日々雑感

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12.12.28 (金)

 関電の電気料金値上げ

 関電から電気料金の値上げについての連絡がきた。あたかも決定のような言い回しであったので腹が立った。次の日の新聞に職員の退職金が他の大手の企業のそれより高い。そしてそれを電気の原価に入れてあり 料金の値上げに反映されているとの報道があった。
 何てことだと思っていたら今日の新聞に首長らが反発と載っていた。ただ上げ幅を圧縮せよと言う事だが、もっと身を切るべきだとも主張している。当たり前だと思う。
 家庭向けで平均11.88%、企業向けで平均19.23%という事だ。我が家はオール電化。そこで我が家の電気料金のアップを調べてみた。
 12月の支払い分でなんと20%。約3500円のアップだ。 詳しく言うとデイタイムで15.7%、リビングタイムで15.2%ナイトタイムで30.4%の値上げだ。リビングタイムとナイトタイムがよく使う。結果20%の値上げ。
 平均というごまかしがここにある。平均である家庭とはどのような家庭なのか。
 「もっと身を切るべきだ」との主張を私もしたいのだが、どうしたらそれを関電に、広く世間に伝えられるのだろう。

 総理大臣が決まった

 予定通り総理大臣は安倍に決まった。ここのところマスコミはアベノミクス等と安倍を持ち上げている。株価の上昇や円安は安倍のおかげと 論評している。
 総理になった安倍は参院選までは経済について力を入れると言っている。マスコミはその流れでもっと安倍を祀り上げるだろう。
 マスコミなどは選挙前からの株価の上昇と円安は安倍の発言からだと言っているが、ギリシャの安定とユーロの回復が原因だという意見もある。
 もちろん安倍の発言が原因であることもあろうが それなら長続きはしないだろう。後者なら円安は危険だ。
 お金をどんどん印刷するということだと、円の信用は下がる。チャイナリスクで企業も不況だし、それらを勘案するとインフレになるのではないか。 それもすごいものになるのではないかと心配する。
 素人の私の心配が当たらないことを祈る。
 またインフレターゲットを2%や3%と言っているが、物価が上がっても給料や年金は直ぐには上がらないから 生活は苦しくなる。そんなことにはならないでほしい。
 新政権では経済面でも憲法の件でも原発の問題でも心配なことばかりだ。
12.12.22 (土)

 忙しい日々

 今週は忘年会等で忙しい。18日は地域の活動「イキイキ」に参加した。地域のお年寄りが集まり出し物と昼食、歌声を楽しんだ。 今回は大阪芸術大学の方に来てもらい、サキソホーンの演奏をしてもらった。中々の演奏だった。
      
 有意義な活動だが、活動日が重なるので参加できなかったが、月一で重ならない時に参加しスタッフになることにした。
 この後写真クラブの撮影会で、長居公園のライトアップを撮りに行った。様子は写真のページにUPした。
 19日はPCのクラブの学習会と反省会(忘年会ともいう)。幅広い活躍をしている方もいて楽しかった。昨日は今年最後の活動で「囲碁」と「フルートの練習会」 に参加した。そして今日は、昨年から途絶えていた「N中会」の忘年会がある。一緒に苦労を共にした戦友ともいえる仲間達で、いつも楽しい。というわけで忙しい1週間だ。

12.12.17 (月)

 予想されていたとはいえ

 選挙が終わった。このままでは住みやすい日本も終わりだ。
 自民が294。勝ちすぎだ。維新も54。せめて100行かなかったのが 幸いだ。自民は大勝ちして憲法に手を付けるのかどうか。
 今年4月に出した自民の憲法案は本当に大変だ。憲法を変えるには、議員の3分の2がいるが、自民+維新で320を超える。 参院では3分の2無いのでダメだ。
 このために来年7月にある参院選が鍵になる。このときこそしっかり考えて行動しないといけない。
 TPP、原発 どうなるのか。新聞には もう「原発0見直し」などと載っている。これからこんなのがどんどん出てくるだろう。頑張らねばならない。

12.12.15 (土)

 憂鬱な日々

 選挙が近づくにつれ憂鬱になる。とどのつまりが昨日の新聞。自公で300以上とのこと。どうにかならないのか。
 自民、維新の政策は憲法改正にしても、新自由主義にしても、原発にしても、TPPにしても、消費税にしても 弱いものいじめの政策だ。
 民主がだめだからと言って、自民を支持するなんて事はないだろうと思うが現実は違うようだ。
 何か変えてくれるという淡い幻想に期待して選び、それが失望に変わるときは取り返しのつかないことになっているのだろう。

 昨夜、所属しているフルートの会の忘年会があった。楽しい夜を過ごした。
     
 これがせめてもの慰めだった。
12.12.11 (火)

 びっくり

 インターネットで自民党の憲法改正案と現憲法の比較してあるページを見てみた。自民党の憲法改正案の問題点は9条だけだと思っていたが、そうではなかった。
 なんと憲法の3大原則の平和主義、基本的人権の尊重、国民主権を破棄する内容になっている。
 平和主義については、12.8の項にあるが、基本的人権は、私たちには生まれながらにしてあるが 自民党の憲法改正案ではそれを否定している。それを片山さつきがツイッターで言っている。
 宮武嶺のブログにあったのを転載する。太字は片山、後の細字は宮武のものです。
   
 片山も「私たち」と書いているようにこれは自民党の考えだ。

 国民主権についても、国旗、国歌の件だけかと思っていたが違った。
 以下2012年版自民党憲法改正案
 
 

 天皇を戴く国家であり、天皇が元首であると言う事は、国民主権とあってもそれは形のように見える。主権在民ではないと言う事だ。これは戦前の日本に戻ることになる。
 なぜこんなものが出てくるのだろう。おお怖い
12.12. 8 (土)

 世論調査結果

 世論調査の結果は自民が圧勝とある。300議席を超える勢いという。新聞各紙では数字に違いがあるが傾向はよく似ている。 民主、維新と続いている。なんと言う事だろう。今回の選挙の争点は新聞各紙では、

  • 原発問題
  •  
  • 憲法
  • 消費税 
  • TPP
  •   とある。

     自民党は、
     ・原発については3年間たってから決めるという。
     ・憲法は9条を変えて、集団的自衛権を行使できるようにすると言っている。これは戦争できる国にしてアメリカの戦争に参加すると言う事。
     ・TPPは内部でまだわかれているが、国益に反すれば参加しないと言っているが参加に含みを持たせている。TPPは経済問題だけではなくて、アメリカの都合の良いルールになるので、日本の社会をも変えてしまう恐れのある問題だ。
     ・消費税は自公で成立させたのだから当然賛成。私たち庶民にとっては、ますます生活がしにくくなる。
     一番怖いのは憲法問題だが、このような自民党にどうして勢いがあるのか。怖い世の中になったものだ。
     世論調査の結果が変わらなくても、せいぜい自公で過半数を超えるくらいであって欲しい。