日々雑感

<<前のページ(9月) | 次のページ>>
12.11.28 (水)

 何だこれは!合流に次ぐ合流

 浦島状態の私にとって、空白の1週間にまたまたいろいろあった。新しい党の立ち上げ。合流合併。今日の新聞には滋賀県の嘉田知事が新しい党「日本未来の党」を立ち上げた事, みどりの風の一部が参加と載っていた。小沢、河村、亀井も参加するようだ。
 代表には嘉田、代行には飯田哲也が就く。嘉田さんには脱原発は本気だと期待していたが、合流の顔ぶれ、代行の飯田(橋下の子分)を見て、党全体としては 脱原発、卒原発は選挙目当てでしかないことがわかる。
 原発については脱原発派、原発容認派、偽脱原発派の3つが考えられるが、脱原発は共産党のみが信頼できる。
 自民、維新は原発容認。維新はころころ変わっているので全く信頼できない。
 自民、民主、公明、国民新党、維新、新党改革は原発容認。あとはどこもかしこも偽脱原発だ。
 社民は脱原発だと思っていたが、小沢と組むというに至っては信頼できない。みどりの風の残りは脱原発と考えてよさそうだ。 脱原発派は選挙目当ての脱原発だから、選挙後はバラバラになるだろう。

 憲法改定問題、国軍問題もあった。自民、維新は国軍を持つこと、核についても言及している。
 集団的自衛権の行使に至っては、アメリカの戦争に積極的に参加することの意思の表れだ。
 いよいよ危険極まりない。私たちはしっかり考えて選挙に臨まなくてはならない。 それにしても維新の世論調査の結果が良いのには落胆する。 
12.11.19 (月)

 いろいろ

 この1週間いろいろあった。衆議院解散。新しい党の立ち上げ。合流合併。中でも「減税日本」の哀れなこと。いや、石原、橋下の非道ぶり。 一夜にして合意を反故にするなんて、こんなのありかい。
 それにしても日本維新の会と太陽の党の合流。政策の一致も何もありはしないで合流なんてどうなっているのだ。 特にTPP、原発については、全く反対だった。
 橋下は、原発については反対と言っていた。ところがどうだ。合意文書には原発のげも入っていない。
 もちろん橋下の反原発はポーズだとは 思っていたが、やっぱりという感じだ。
 くるくるかわる王子はやっぱり変わった。言う事はやはり何も信じられない。
 合併した後の日本維新の会は、憲法改訂(9条の改訂) 原発再開、アメリカの戦争に参加する道を開く事を暗にうたっている。
 このことを無党派と言われる人や、橋下は何か変えてくれると期待している人は分かっているのだろうか。
 私はこのような恐ろしいことは許してはならないと思う。
12.11.12 (月)

 TPP

 野田首相がTPPを言い出した。今までいろいろ言われてきたが、よくわからなかった。それで、インターネットで「TPPの問題点」で検索してみた。
 「TPPについてのメリット・デメリット/Q&Aを必死で考えまとめてみた:その1 ...」には両方の事が書かれていた。
    

 「『TPP』とは一体何か?国家戦略室の資料を読めば問題点がわかる ...」では表題にもあるように、国家戦略室の資料をもとにして考察している。
 中々読み応えのあるものだった。 結果、私の結論としては、上の1などデメリットの事を考えるとTPPには参加しないほうが良いということだ。
 今から参加して、ルールについて交渉する余地はあるのかということが大切だということだ。

 以下引用する。

 まず日本はTPP協定で交渉中の各国に対し、「今から交渉する余地は本当にまだ残されているのか」を質問し、その結果がわかれば議論は前に進みます。
 交渉する余地が残されているのであれば、何であれば交渉できるのかを明らかにしてもらうべきなのです。
 交渉する余地がもうないのであれば、当然ですが参加する意味はありません。「交渉のテーブルにつかなければ分からない」というのは明らかに詭弁です。
 逆向きにTPPで交渉中の各国の立場に立って考えれば、交渉する余地が残っているのであればそのようにはっきりと表明するはずで、どの国からも「交渉する余地はまだちゃんとある」という発言がないということは、「交渉できる余地などない」と考えるのが自然です。
 交渉できる余地があるのに「交渉できる余地はまだある」と言っていないのであれば、積極的に参加して交渉しに行くべきで、なぜなら「交渉されると困る」と相手が考えていることがわかるためです。 整理して考えると、以下のようになります。
 まずTPP協定交渉中の各国代表に対し以下のように質問をします。
 Q.「今から交渉する余地は本当にまだ残されているのか」
 質問の結果、返ってくる答えの想定は以下の通りです。
 A:「交渉する余地はない」
 B:「交渉する余地はある」
 C:ノーコメント、無回答
 それぞれの回答に対してどう考えるべきかというと、こうなります。
 A:「交渉する余地はない」
 ↓
 TPP交渉参加する必要は無い
 B:「交渉する余地はある」
 ↓
 さらに細かくどの分野で交渉する余地があるのかを質問し、その結果で判断する
 C:ノーコメント、無回答
 ↓
 「期日までに回答しないのであれば交渉する余地はないと判断するが、それで構わないか?」と再度質問する。
 ポイントとしては「相手が嘘を言っている可能性」を排除しないことです。そのため、責任ある立場の人に、こちらも責任ある立場の人が質問をすることが肝心で、そうすることによって相手の「信頼」を交渉のテーブルにのせることが可能になります。
 上記AからCそれぞれの質問のポイントは、もし相手の回答が嘘であれば、嘘であるということがあとでわかる、という点です。
 もし「交渉する余地はない」というのが嘘であれば、その回答をした国は信頼を失います。「交渉する余地はある」というのが嘘であれば、その次の質問「どの分野で交渉する余地があるのか」に回答できないはずです。
 「ノーコメント、無回答」を貫くことは「交渉する余地はない」と回答しているのと同じことになります。
 このように、質問する中身自体が既に問題の本質を突いた答えになっており、あとは相手がどのように回答しても問題なくさらに先へ話を進められるように持っていく、これが「交渉」です。
 上記のような具体的質問を相手に投げかけることができるかどうか、さらにそこから自分たちにとって有利なように相手の言葉を引き出せるかどうか、論理的に組み立てることができるかどうかが「交渉」であり、上記のような具体的行動を通すことが「交渉力」です。
 「交渉」と「話し合い」は違うのです。
 TPPに関する議論はほとんどが問題の範囲を農業などに「矮小化」することと、「TPPに賛成か反対か」という極端な選択肢に集約されています。
 「矮小化」の方は具体的考えを小さくすることで問題の本質からずらすことに成功しており、「TPPに賛成か反対か」というのは抽象的議論で結論を出させず日本国内でお互いに一致団結して協力させず「仲間割れ」させることに成功しています。
 これもまた「交渉」の一パターンであり、今の日本は上から下までこの「交渉」にうまくのせられ、既に操られてしまっている、というわけです。
 目の前に問題がある以上、避けて通ることはできません。そのためには現実世界での行動が必要不可欠です。そして、今の政府に求められているのは「交渉」であり、それは決してTPP協定交渉のテーブルに参加するかどうかではなく、既に今、まさにこの瞬間が既に「交渉」になっていることを自覚することから始まるのです。
 引用 ここまで

 ここでは交渉について書いてあるが、TPPに参加すると表明しても実際にルールつくりの交渉に入れるのは1年先になるとのこと。
 ルールつくりの交渉は 今年中にほとんど終わり、少しのものが残るだけ。1年先では決まったことに従うだけで、日本には不利な面だけが出来上がりそうになる。
 TPPの狙いは、 アメリカ企業の日本市場への進出で、自分たちの都合の良いように決められていくことになる。
 TPPは自由貿易だとうたわれているが、公平公正貿易ではなくこれにのると形の違った植民地になるともあった。
 日本に都合が悪い様だったら抜ければ良いと言う事もあったが、それは不可能だと言う事だ。 だからTPPに参加することは、強いものはより強く、貧しいものはより貧しくなり、今の日本の問題をより強くしてしまうことになりそうだ。
12.11. 8 (木)

 かわいそうな人

 今日は「歩こう会」で宇治の方面に出かける予定だったが、体調が悪いので欠席した。
 前回更新してもう9日経つ。この間体調を崩して苦しんでいたがやっと上向きになってきた。

  こんな中、この9日の間、第3極?と言われるものの 協議が進みつつある。橋下は、その中でいろんなことを言っている。
 交渉事だから、いろいろ吹っかけるような事を言ってもいいとは思うが、なんか変だ。維新の仲間に対しても、方針面でくるくる変わっているので、不信感が出ているのではないかと思う。
 自分がトップに立つため、自分の勢力を広げるため言ったり行動したりしているが、「たちがれ」「みんな」と協力できることになって自分がトップになったとしても、 恨みを買った中での協力にしかならないのではないかと思うようになってきた。
 自分の事しか考えていない御仁だから、してやったりとほくそえむかもしれない。
 しかし、近い将来、寝首をかかれることになるのではないか。少し落ち目になった時、仲間から捨てられるのではないかと考えるようになった。
 だから、なんか「かわいそうな人」のように思えてきた。 これも体調の悪いせいなのか?
12.10.30 (火)

 第3極?

 旅から帰って10日になる。朝日新聞が橋下に謝罪記事を出した件から始まり殺人事件、沖縄の米兵レイプ事件、そして石原の知事投げ出し と色々あった。石原不況といい、知事投げ出しといい、無責任にもほどがある。
 橋下が狙った朝日に対する攻撃で失地挽回を狙ったであろうことが、石原の新党立ち上げ(?)(単なる 立ち枯れ日本 いや 立ち上がれ日本への合流だ) で影が薄くなりTVでは石原の事ばかりになっている。
 報道では第3極、第3極とばかりに煽っているが、先日のサンデーモーニングで河野洋平が、あれは果たして第3極 だろうかと疑問を呈していた。
 第三局と言われているグループはみな憲法改正と言っている。何のことはない、民主自民に続いてもう一つ憲法改正という勢力が出てきただけで 第3極でもなんでもない。
 第3極というのは、国会前で原発反対を叫んでいる人たちが、ヨーロッパの緑の党のように原発反対のグループを作って出てきたときにその勢力が 第3極だと言っていた。全くその通りだ。
 日本のマスコミは、野合をしようとしているグループを第3極と持ち上げることによって、石原、橋下の応援部隊に成り下がっている。
 右傾化する日本。その応援をするマスコミ。物凄く危険な時代になっている。
12.10.22 (月)

 浦島太郎

 9日から19日までマチュピチュに行ってきた。帰ってきて20日21日と田舎の正遷宮に招かれて行ってきた。その間に日本ではいろいろなことがあったらしい。 しかし、浦島太郎状態で、何が何だかわからない状態で日が過ぎてゆく。なんか面白い。
 正遷宮では秋晴れの中、神楽があったり餅まきがあったりと懐かしい日を過ごした。
  

 そんな中、朝日新聞が橋下に謝罪記事を出した。週刊朝日の記事を読んだが、 被差別部落の場所を限定できるなど問題点はあるが、内容に問題を感じない。以前選挙前に出された週刊誌の域を出ていない。
 公募区長に、「区長にはプライバシイは無い」と 言っていた橋下なのに、自分にはプライバシーがあるのか。
 それにしても朝日新聞は情けない。橋下からの抗議は考えなかったのか。記事を出して抗議があればすぐに謝罪するなどもってのほかである。 謝るくらいなら初めから記事を出さないでおくべきだし、出す以上は対策を考えておくべきだ。それもなかったようだ。
 もっと深読みすると、落ち目の橋下の応援をするために この記事を出したのかもしれない。

 マチュピチュへの旅は、山旅 の インカを巡る にUP します。 
12.10. 6 (土)

 落ち目かな?

 維新の人気、支持率が下がってきているらしい。機を見るに敏な(?)橋下なので、一度袖にした「みんなの党」に近寄ろうとしている。
 第三極をつくると言っているが果たしてうまくゆくのか。みんなの党の渡辺はどうするのかが見ものである。
 一度袖にされたのに、橋下の誘いに乗るのかどうするのか。 落ち目の兆しのある橋下と「おなじかたまり」としてやっていくことにメリットはあるのか疑問である。
 他を使い捨てにすることなどなんとも思っていないことは、 渡辺もわかっていることだと思うから、一緒にするのならばいろんな条件を出して自分の有利なようにもって行くだろう。
 しかし橋下のニュースは続くが一時の頃のような インパクトがないように感じるのは面白いことだ。
 やっぱり支持率が下がっていることが現れているのか。こうなると橋下出馬ということになるのかな。
 そんなことにはならないと思うが、なったら大阪市民はどう思うのかな。
12.10. 1 (月)

 内閣改造

 内閣改造があった。顔ぶれが発表されているが。長くない内閣だからあまり興味ない。 ただ原発0を始めとして、いい方向に向かいつつ(?)あった いろいろなことが後ろを向き始めているのが気になる。そして、民自ともに右傾化しているので、これからこの国がどうなるのかが心配だ。