日々雑感

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12. 9.29 (土)

 卑怯な橋下

 橋下が従軍慰安婦問題で「国家が強制した証拠はない」と発言した事に対して「私が証拠だ」と韓国の元従軍慰安婦の方が、24日の1週間前に橋下に面会を申し込んだ。
 24日に大阪市役所に行って橋下に面会を申し込んだが、橋下は休暇でいなかった。
 橋下は何をしていたかというと、家でツイッター三昧だったという。そして、86歳の高齢の元従軍慰安婦の方が25日関空から帰るころになって「お会いしたい」とのたまわった。
 なんということだ。引き返してくることがなく、面会する可能性が無くなってから「お会いしたい」だと。
 この件について、朝日新聞の女性記者に突っ込まれると、橋下は 「休暇でツイッターしてて何が悪い」とほざいているが、自分には分が悪いのでこの元従軍慰安婦の方から逃げたことは間違いない。
 橋下は「休暇で」ときちんと言い訳、逃げ道を用意しているところが ずる賢いが、だれが考えても逃げたのは明々白々だ。本当に卑怯者だ。
12. 9.29 (土)

 良心番組が終わる

 毎日放送のラジオ番組「たね蒔きジャーナル」が昨夜最終回を迎えた。反原発で有名な京大の小出先生が電話インタビューに答える形で 原発について分かりやすく説明していた。
 9月いっぱいで打ち切りになると分かってから、終わらせないでという声が沢山あったらしいがついに終わってしまった。
 このような良心番組がだんだん無くなっていき、一方的な情報だけが報道されることになる怖さがどんどん増している。
 民主党も自民党もトップの選挙で候補者が言っていた内容を見ると どんどん右傾化している。それに維新も極右の政党であることがだんだん明らかになってきている。
 次の総選挙ではよくよく考えて選ばなければ、戦前への道を歩むことになる 危険性を強く感じる。

 私たちは、いろんな角度からの情報が必要だ。一般のTV放送には期待できないが、インターネットで放送している「kinkinTVのパックインニュース」 は良い。
 これは愛川欣也が中心となっての討論会みたいなものだが、参加している人は冷静に考え、発言している。月1050円かかるが良い番組だ。
 この番組はCATVの朝日ニュスターで 放送されていたが、今年3月末で終わることになっていた。視聴者のおしむ声と、愛川欣也の気持ちで愛川欣也が自分で放送を立ち上げたものだ。
 運営のために1050円徴収している。 この良心的な番組も私たちの応援なしには無くなってしまう番組でもある。
 kinkintv から入ると入会できる。
12. 9.27 (木)

 金剛登山

 今日1か月ぶりに金剛山に登った。いつも通り青崩道を登った。
 上り1時間55分。下り1時間25分かかった。 雨が多かったので道は荒れていた。
 登山道には小さな花々が可憐に咲いていた。1枚目は登山道入口に止まっていた赤トンボ。    
  
 
  
 帰ってきて整骨院に行ってマッサージをしてもらったが、明日の筋肉痛が怖い。
12. 9.23 (日)

 尖閣、竹島について

 尖閣・竹島について書こうと思っていたら、橋下が詰まらんことを言っている。  
 竹島は日本側の主張や資料を見てみると日本のものだ。ただ韓国がどういう理由で韓国のものと言っているかわからないから比べようがない。しかし、橋下のように 初めから共同管理とか、共同運営とか言っていたらそうなるわけがない。
 自分も交渉では吹っかけるくせにどうしたことか。韓国の大統領が竹島を訪問した時が実効支配を問題にするチャンスだったのに 尖閣を国有化したため中国に抗議されて竹島は立ち消えになってしまった。
 中国を見習って、竹島を問題にしたらよかった。
 尖閣は実効支配をしているから何もせず、じっとしていれば 何も問題が起こらず実績が作れていたのに。
 尖閣問題はひとえに石原の責任である。暴動に巻き込まれた企業や、実効支配を揺るがすような中国の行動など石原は責任をとれるのか。 老害そのものだ。
 マスコミも情けない。石原を全然追及しない。もっと石原を追及しなければいけない。

 党の規約

  
 新聞のこの規約を読んでどうして代表に拒否権が与えられるのかわからないが、記事の通り代表に拒否権が与えられるのなら、代表の橋下に強力な権限を与えることになる。
 こんな権限は他のどの政党にもない。これでは日本維新の会ではなくて日本橋下の会だ。
 裏読みすると橋下は弱気になったのかもしれない。やがて自分の思い通りに行かなくなるのではないかと 心配しているに違いない。
 でもこんな規約 驚きだ。独裁そのもの。政党ではない。
12. 9.22 (土)

 またまた人権無視の法律

 今日の新聞に府議会で維新が「教職員らの政治活動・組合活動の規制を強める三つの条例案を」府議会に提案する方針を固めたとある。
 教職員にはもともと 教育公務員特例法で国家公務員並みに政治活動は規制されている。その上にまた規制をかけようとする。何が狙いなのか。
 二重行政をあれほど言ってきたのに、これは二重行政ではないのか。府議会も暇なのか。もっと他にやることがあるであろうに税金の無駄使いだ。

 話は変わるが、インターネットを見ていると 次のような記事が目に入った。  
 最後の部分で、(「過半数を取れるまで区割り(の形)を変えまくって、何回でも住民投票をやる」と述べた。) とある。
 先日、原発の件で大阪市民が住民投票を請求した時、「5億円もの大金を使って住民投票をするのは無駄」と言ったのはどこのどなただったのか。
 そしてその住民投票を通るまで何回もやるというのは何を考えているのか。 大阪市政を私物化している考えそのものだ。大阪市民はこれをどう考えるのだろう。
 こんな人が党首となる維新が国政に出ようとしている。
12. 9.18 (火)

 写真クラブの撮影会

 16日写真クラブの撮影会で、飛鳥の「光の回廊」に行ってきた。なかなかの人出でにぎわっていた。日中は暑かったが日が落ちると風が出て暑さも感じなくなった。
 6:00からの点灯で少しずつ灯がついてゆく。だんだんと日が暮れ、やがて灯の明かりだけになる。暖かい感じのする灯。中々良いものだった。
 どんどんシャッターを押した。 蚊に悩まされながらの撮影だった。満足のいく絵は1〜2枚だ。 写真は 「写真」のページの 「奈良 飛鳥」 に載せてあります。
12. 9.14 (金)

ワタミについて


 ウィキペディアに次の事が載っていた。
 
 

  村上龍との対談を少し詳しくしたものを引用する。
 
 こんなひどいことを平気で言っている。この体制だから自殺した女性は何も言えなかったのだろう。 そして自殺してしまったのだ。いや殺されたと言っていいのかもしれない。
 「ワタミで飲まない会」に入会しよう。
12. 9.13 (木)
 今日歩こう会で高槻に行ってきた。帰りに反省会で、飲みに行くことになった。(これは毎回の事で楽しみの一つ)
 しかしワタミで飲むということだったので、断念して 帰ってきた。私は先月、偶然ワタミ問題につて知ることになった。
 「ワタミでは飲食しない会」があり、個人の自由参加になっている。登録も何もいらない個人の活動だ。 それから私はワタミでは飲み食いしないでおこうと決めた。 なぜワタミにはいかないのか。
 いろいろなブログから引用します。こんなことがありました。

 引用

 体が痛いです
 体が辛いです
 気持ちが沈みます
 早く動けません
 どうか助けて下さい
 誰か助けてください

  ――こう書き残してワタミというブラック企業によって過労自殺へと追い込まれた女性。
 居酒屋チェーン「ワタミフードサービス」で新入社員の女性が月140時間もの残業で過労自殺し、労災の認定を受けた。
 事件が起きたのは2008年6月、亡くなったのは入社2ヶ月の当時26歳の女性だった。 果たしてどんな働き方をしていたのだろうか。
 神奈川県労働組合総連合ウェブサイトの労働相談ページに遺族側の主張内容が掲載されている。
 (1)一週間の座学後、強制的に長時間労働
 (2)最大7日間連続の勤務
 (3)研修もまったくないまま、なれない大量の調理業務
 (4)休日や勤務終了後もレポート書きに追われ、十分な休息時間がとれなかった
 (5)体調不良を訴えていたにもかかわらず会社はなんら適切な措置をとらなかった
 (6)さらに朝3時に閉店後も電車が動いていないため帰宅できずお店にいて始発電車で帰ることとなり、過度な疲労と精神的負担が蓄積されました。
 引用終わり

 これが労災の認定を受けた理由となっている。ところが、このことについてワタミ社長がツイッターで次のように呟いている。

 [引用]
 労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。 労務管理 できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです
 引用終わり

 人が一人死んでも「労務管理 できていなかったとの認識は、ありません」というのはなんたることだ。今後もこのような悲惨なことが起こるということだ。 その後、実際法令順守と言いながら何も変わっていないらしい。このようなことは決して許されない。このツイッターはその後問題になり炎上したらしい。
 ワタミの件に関しては、ワタミ問題を検索すればその後の詳しいことがわかる。
 ブラック企業のワタミを利することになる店を使うことは、微々たるものだが私一人でもやめることだと思い使わないことにした。

 歩こう会の様子は、歩こう会のページに掲載する。
12. 9.11 (火)
 維新の件で2題。
 先日の盛り上がらない討論会の中で、名古屋市長の発言に「企業減税はいいが、所得減税は我々と違う」と言ったらしい。
 これは我々庶民を大切にする のでなく大企業を大切にする現れ。
 以前から、橋下は庶民の味方ではなく大企業、官僚の味方だと言われていたが、この発言でよくわかる。
 もう一つ。維新8策に「企業・団体献 金の禁止」とあるが 10日、市役所で記者団に対し、次期総選挙資金に関して、企業献金を受ける意向を示したということだ。
 言った尻からもう変わった。なんだこれは。 これでも維新を支持する人がいるのか。本当に信じられない。

 ところで討論会に対する報道を見ていて思ったのだが、維新の会は橋下のYesマンばかりが集まっている。 橋下は知事になった当初「批判を真摯に受け止める」と言っていたのに、100倍返しするに変わった結果だ。
  Yesマンばかりが集まっている組織は早晩瓦解する運命にある。 自分が行ったその結果が瓦解する運命にあるというのは皮肉なものだ。
 維新が早晩瓦解することを期待したい。瓦解するまでに迷惑をかけなければいいのだが。
12. 9.10 (月)
 いよいよ日本維新の会が動き出した。31日に維新八策を発表し、昨日は参加希望の国会議員などと討論会を開いた。マスコミ受けを狙っての行動はすごい。

  「維新八策」最終案の骨子
  一、首相公選制と道州制の導入@
  一、地方交付税制度の廃止と消費税の地方税化A
  一、衆院の定数半減B
  一、参院は廃止も視野に抜本改革C
  一、国会議員歳費と政党交付金の3割削減D
  一、環太平洋連携協定(TPP)への参加E
  一、先進国をリードする脱原発依存体制の構築F
  一、憲法改正の発議要件緩和G
  一、憲法9条改正の是非を問う国民投票の実施H    時事.comより

 骨子は上の通りだが、全文はもう少したくさん書いてある。しかしどれもスローガン的で具体性に欠ける。マスコミにも同じようなことが書いて あったが読んでみて同じように思ったのが第一印象。内容について思うことは、
 Aについて
 東京や大阪など大都市は実行可能だと思うが、和歌山など田舎の多い ところはやっていけない事になるのではないか。橋下は、それなら税率を上げるかサービスを低下させればいいと言っていたが、小企業や、貧しいものへの取り組みが 縮小し、ますます住みにくい事になる。消費税といい(10%については橋下は賛成している)この件といい弱い者いじめでしかない。また実際運用することになる までにいろいろ問題が出るだろう。
 Bについて 
 議員数の半減は、民意の吸収が半減になるということ。現行の小選挙区制では機械的に計算すると 10万人に一人選ばれていたのが、20万人に一人ということになる。その中で、死票が半分出るとすると各選挙区で5万人だったのが、10万人ということになる。 選挙区が300あるから3000万人の考えが無視されることになる。復活当選などがあってややこしいが、これくらいの人の意思が国政に反映されないことになる。 橋下が言っている独裁をしやすくすることになる。民主主義否定の論理だ。
 Dについて
 歳費の3割減は本当の意味での議員の国会活動には不足だと思うが 身を削るという意味では、議員定数の削減よりはこれのほうがまだいい。政党交付金については、どこかの市長が市の職員の給料を4割減にすると言っていたが今度自分たちが 貰う段になると3割減かい。自分に甘い体質が出た。人には厳しく自分に甘いところが今までもたびたび出ていたがここでも出た。政党交付金は0が当然だろう。 実際政党交付金を受け取っていない政党もあるし、成り立ちから言ってもそうだろう。 
 Fについて 
 脱原発依存体制というのは原発を残すということだ。 つい先日まで脱原発、再稼働反対を言っていた人は誰だ。あきれてものが言えない。これも強い者には弱く、弱い者には強い表れか。
 GHもそうだが、たかじんの番組でも発言していた内容が極右的で、日本に軍隊を、 日本に核をと言っていた。(これを言ったのは関西の有名進学校出身のコラムニストかな?でも同じ考えだった。)それと現在大阪市でも助成金カットなどで、弱い者いじめ、 貧しい者いじめをやっている。

  ○「市民はいたるところでぜいたくな住民サービスを受けている」と、市政改革プランで市民向けサービスを今後3年間で395億円の大幅削減(当初案は104事業548億円の削減)  
 ・敬老パスの有料化  
 ・上下水道料金福祉措置の廃止  
 ・新婚世帯向け家賃補助新規受け付けの停止  
 ・保育料の引き上げ  
 ・老人憩いの家運営費助成の削減  
 ・コミュニティーバス運営費補助削減  
 ・男女共同参画センター(クレオ)5館を1館に  
 ・市民交流センター廃止  
 ・屋内プール24カ所を9カ所に削減    赤旗より

 @からGには書いていないが、医療の混合診療の完全解禁を言っている。他からの情報によると、アメリカのように医療費がものすごくかかるようになる可能性があるということだ。 いま日本では誰でも保険で安く医者にかかれているが、これが壊されていくかもしれない。以前TPPがらみでもこのことを言っていたように思う。

 それでも維新の人気はすごい。これに代わる健全な政党がもっとアピールして欲しい。原発反対党も出来そうだがアピールが足りない。残念で仕方がない。
 今度の選挙で維新が力を持ち、言っている方向に進むことは、日本のいつか来た道へ進む危険性があると強く感じる。維新に力を持たせてはいけない。 
12. 9. 3 (月)
 30日から北海道の斜里岳、羅臼岳に登ってきて、昨日帰ってきた。大変しんどかったが天候は晴れていて、景色の良い眺めだった。ただ羅臼岳は、頂上に着いたとき ガスが出てきて、雲の中となり、眺望はかなわなかった。
 羅臼平というところに着いたときは頂上は晴れていたのに、登る間の1時間で雲が出たのだ。
 また、羅臼平では 頂上までの真ん中あたりでクマが出たので、下りてくる人が下りてこられないで待っているから、ここから引き返したほうがいいよと言われたのでビビった。
 でも登ろうということで  登ると、熊もどこかへ行っており見ることはなかった。
 写真は山旅にあります。

  帰ってくると、行く前からそうだったが、橋下がまたまた話題を振りまいている。困ったものだ。今朝もTVで、批判はしていたけど 維新八策を取り上げていた。
 取り上げるなら6月20日回送電車で信号待ちの時喫煙して1年間停職になった人が8月に自殺したことだろう。41歳だという。
 1年間無収入でアルバイトもできず どうして生活していったらいいのか考えるだけで恐ろしい。そのようなむごい仕打ちをしたことを、報道せずにマスコミは橋下を持ち上げている。橋下は禁止されている喫煙をしたから 死んでも当たり前だと思っているのか。
 こんなのが中央政界に出て勢力を持ったらどうなるかと思うと本当に怖い。