日々雑感

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12. 8.28 (火)
 今日の新聞に、原発の稼働についての「国民的議論に関する検証会」が「『多くの国民が原発のない社会を望んでいる』との内容でまとめる方針だと分かった」とあった。
 一応原発0の方針が出たが、これが政策に生かされるかどうかは 原発推進派の抵抗があるので、しっかり監視していかないとまだまだこれからどうなるかわからない。

 朝日新聞世論調査では「大阪市の橋下徹市長が代表を務める大阪維新の会についての質問では、次の衆院選で影響力を持つような議席を「取ってほしい」が50%、「そうは思わない」が43%だった。」 とあった。
 そして今日のTVで橋下の発信した定数半減を大きく取り上げていた。新聞には民主、自民、生活の議員が疑問を投げかけている。
 今までの橋下の発言から見ると議員定数半減は大変危険な考えである。憲法改定(9条につては発言をにごしている)、再軍備、核開発、基本的人権を侵す市条例の作成、 原発再稼働容認、矛盾があっても自分なら良いという独裁者の体質等々についての発言と、世論調査にみる維新の会の勢い。国政で大きな勢力となった時、日本の行く末が戦前と同じになる危惧を感じる。
 ただ橋下がそこまで考えているかはわからない。おそらく話題つくり、自分に注目を集めるためのパホーマンスの一つと思うが 右翼的な声が大きくなっている今、杞憂ではないと思う。 
12. 8.25 (土)
 昨日の新聞に、原発の稼働についての「国民的議論に関する検証会」について出ていた。多額の税金をかけて0%、15% 20%〜25%のどれがいいか意見を聞いたのに、この会では「これらの調査や意見だけで政策を決めることに否定的な意見が相次いだ」とある。
 15%にしたかったのに意見聴取会、討論型世論調査、パブリックコメントの3つともで原発0%が多かったので、予想が狂ったのだ。
 結果を否定するのは本当に税金の無駄使いだし、初めから鳴り物入りでしないほうがよかったのだ。
 「そもそも検証会は原発0の支持が多い調査結果が独り歩きするのを恐れた政権が、『調査の限界を踏まえて冷静に受け止める』(経済産業省幹部)として始めた面がある」とのこと。
 15%に収束させるつもりで、0%になっても大丈夫なように保険をかけていたというわけだ。
 結局国民の意見は聞かないということになる。こんなバカなことがあるか。
 ただ新聞にも「最も多かった原発ゼロ支持の声を無視すれば、何のために意見を聞いてきたかが分からなくなってしまう」とある。
 救いは世論が原発0に向けて盛り上がっているので、調査結果を無視しにくい情況にあるということだ。福井には断層の上に原発があるかもしれないという。福井で事故が起これば たちまち私たち近畿に住む者は住めなくなるのだ。だからもう1度原発の事故が起これば日本は終わりになるだろう。
 そんなことを起こさせないためにも今すぐ原発0にしなくてはならないのだ。
12. 8.24 (金)
 今週20日(月)、23日(木)の2回金剛山に登った。
 20日は千早本道を登る。1時間10分かかった。心配していた階段の段差は迂回路を通ると青崩コースとだいたい同じくらいだった。ただなだらかな道が少ない。 そのため急な感じがした。
 下山は黒栂谷コースをとった。こちらは1時間15分かかった。
 23日は北海道の斜里岳、羅臼岳に登るので、訓練のため時間がかかる青崩コースにした。そして負荷をかけるためペットボトル7本を持って登った。足腰にこたえた。
 でも今日は足の筋肉痛は少しだ。順調に仕上がっている。

 青崩コースの途中には小さな花が咲いていた。
  アジサイ?頂上にあったトリカブト
12. 8.23 (木)
 インターネットで橋下のダブルスタンダードについて読んだ。
 内容は
  橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会の「維新政治塾」に、約20人の国家公務員や地方公務員が参加していることが17日 、関係者への取材で分かった。
 大阪市では7月、市職員が政治的行為をした場合、原則懲戒処分とする条例案を橋下市長が提案し、成立したばかり。
 市職員の政治的行為の締め付けを強める一方、 身内には甘い“ダブルスタンダード”との批判の声が出ており、市議会でも問題となりそうだ。
 関係者によると、塾生には原子力安全・保安院や財務省、国土交通省の職員のほか、県や市の職員が名を連ねている。大阪市職員は含まれていないという。
               [ スポニチ:2012年8月17日 17:57 ]
 橋下にはこのように矛盾することが今までに何回かあった。こんなものをトップとする維新が国政に打って出ようとして、支持を集めている。他人はだめだが自分のすることは何でも許す者が大きな勢力になりそうなのが空恐ろしい。

 話は変わるが、21日に戎橋へ写真を撮りに行った。夕方6時に集合して、7時点灯の提灯と町の様子を撮った。写真は「写真」の「大阪 戎橋」に載せた。見てください。

 これを書いてアップした後「上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場」というブログを見た。なんと橋下の件が理路整然とし詳しく載っている。これも参考にしてください。  
12. 8.22 (水)
 今日は原発関連。昨日の新聞に関電管内は大飯原発再稼働しなくても他の電力会社からの融通で電力は十分足りたと載っていた。
 電力は十分足りるというのは、今年は関西でも節電意識は高まっていたし、以前に紹介した奈良県の県議会議員のブログにもあるように 分かっていたこと。
 関電の宣伝に乗せられ財界の圧力に屈して方針を転換して再稼働に賛成したバカ(バカなんて使ってはいけなかったかな)がいた。本当に信用できないものが多い。

 また先日、アメリカでは原発ごみの最終処分が出来ないうちは新しい原発建設はダメということが決まったということが新聞でもTVでも放送していた。
 その後の報道がないのはどうしたことか。新聞やTVでどんどん放送して 脱原発に進んでほしいと思っていたが、どこかで圧力がかかったのか全く放送しない。
 ただ昨日のインターネット毎日新聞に
 政府の「エネルギー・環境会議」は、総発電量に占める原子力発電の割合について「2030年代前半の原発ゼロ」を目標とする方向で検討に入った。 来月にもまとめる新たな「エネルギー・環境戦略」に盛り込む。9月の民主党代表選や次期衆院選を前に、原発ゼロを求める世論や与党内の声を無視できなくなったほか、洋上風力発電など再生可能エネルギーの実用化に向けた技術革新を促す狙いもある。ただ、原発ゼロの実現には課題が多く 、経済界などから反発も見込まれる。
 との事が載っていた。これに期待するしかないのか。
12. 8.19 (日)
 昨日10日振りに金剛山に登った。コースは前回と同じく 青崩コース。このコースはほとんどが階段。もちろん岩の階段もある。
 このコースは途中黒栂谷コースのセトに出て、後は頂上まで同じになる。 一人で歩いたので少し早くなったかもしれないが、約2時間かかった。
 頂上で雷のなる中、雨が降り出し30分ほど雨宿りした。下りは1時間30分位で下りた。
 展望も開けず変化のないコースで 面白みに欠けるが、他のコースほど階段が急ではなく緩やかな段差なのでこのコースを2回続けた。
 今日は予想通り筋肉痛。
12. 8.15 (水)
 敗戦記念日の今日、新聞には大きなニュースが並んでいる。中でも維新のニュースがトップを飾った。維新はいよいよ総選挙への動きを表面化してきている。
 インターネットでの新聞の世論調査では 第2党になる勢いだ。残念ながら維新の勢いはまだまだ続くだろう。中身は極右勢力との合体だから日本もきな臭くなるかもしれない。
 おりしも韓国の大統領が日本を挑発している。
 維新が第1勢力となったら これに対してどのような態度に出るのか心配である。

 もう1つ大阪市の教育委員会が、教育研究集会で会場に小学校を使うことを拒否したというニュースがあった。
 これは先日の市議会で「職員の政治的行為の制限に関する条例案」と一緒に通った 大阪市労使関係に関する条例で組合活動に便宜供与しないということらしい。
 教育研究集会で会場に学校を使わせないというのは、2006年に裁判でだめだということに判決が出ている。組合の大会で学校を使わせないというのはわかるが、 子供に反映する研究集会で学校を使わせないというのは理不尽だ。これも裁判になるが、結果はどうなるか。
 見守りたいが新聞には出るのだろうか。忘れ去られた頃、橋下がいなくなった頃に判決が出ても仕方がない。橋下はそれを狙っているのかもしれない。  
12. 8.10 (金)
 インターネットのニュースで・・・・今月就任したばかりの大阪市淀川区の公募区長、榊正文氏(44)が、自身の短文投稿サイト「ツイッター」で批判した投稿者に対し「アホか、相当な暇人やな」などと中傷するような書き込みをしていたことが9日、明らかになった。
 橋下徹市長は同日の定例会見で「一般有権者へのアホという言葉遣いは許されない」と批判。・・・「(区長は)公選職じゃなく一般職。僕と同じやり方ができるかといえば、そうではない」と述べた。・・・というのがあった。 アホという言葉遣いは公選された私ならいいが、一般職は許されないということか。何様だ。自分も「アホ文春」とか言っているからか。
 だいたい一般職であろうと、公選されたものであろうと同じ公務員なのだから批判に対してはきちんと説明して理解を得ることが筋だろうに!橋下は自分が批判されたらアホというのは良いと思っているのか。
 就任した最初は、 「権力者は批判には真摯に耳を傾けなければならない。」と言っていたのに、今では批判には100倍返しすると言っている。ころころ変わるし首尾一貫していない。
 今までの橋本がここでいうなら「アホはいけないが批判には100倍返しせよ」というべきだろう。
 批判に対してはきちんと説明して理解を得ることが筋だろうになんということだ。橋下は区長にどんな注意をするのだろうか
12. 8. 9 (木)
 オリンピックの報道の陰に隠れて政界、原子力関連等でいろんなことが起こっている。原子力規制庁のトップの人事の問題。田中という人は原子力村の人。委員の5人も同じみたいだ。原発反対の人は入っていないという問題もある。
 東電が公開した映像も処理がなされており、都合の悪いことは見せない知らせないの魂胆が透けて見える状態。
 税と社会保障の一体改革のもとに論議されるはずの国会もそのようなことは論議もされないで、税だけが上がり、 自民党の提案内容によると公共事業に使われそうな雲行き。

 このようなことがオリンピックの放送ばかりで隠されようとしている。

 あげくに私たちには茶番にしか見えない民自の政局がらみの事だけが大きく取り上げられる。 もっと大切なことがあるだろうに!
 勿論消費税を上げるかどうかを国民に問う総選挙はあってしかるべきだが、消費税UPを決めてからの総選挙は順番が逆だ。 
12. 8. 3 (金)
 8月1日 夏の風物詩PLの花火大会があった。例年に比べ少し小規模になっていた。 家から少し離れた道路の上に座って鑑賞した。今年初めて写真に撮った。あまりいい写真はなかった。これも腕だろう。
    
    
 昨日、金剛山に登った。すると山頂にPLの花火の写真があった。山から撮ったらしい。きれいに撮れていた。私のは民家の上の写真で、電線もあり、屋根もありで綺麗さが違った。山頂からの写真もありかなと思うが、夜9時からの下山を思うと大変だ。
 この花火大会が終わると、まだまだ暑いのに、なぜか私は「今年の夏も終わったーーー!」と夏の終わりを感じる。和歌山にいるときは8月15日が花火大会だったからだろうか。