日々雑感

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12. 7.28 (土)
 25日、26日と1泊で白山に登ってきた。上り下りとも初めてストックを使った。力を入れるので腕が痛くなったが、ひざの負担が軽くなり何とか山に登り、下りてこれた。登った日は筋肉痛はなかったのに、 下りてきた次の日の昨日そして今日筋肉痛に悩まされている。山から下りてきても筋肉痛にならないように鍛えなくてはならない。
 山で撮ってきた写真は 山旅 にアップするつもりだ。

 きょうの新聞に「職員の政治的行為の制限に関する条例案」等の法律が 大阪市議会で採決された。予想どおり公明の賛成で通過した。基本的人権を犯す法律がどんどん通っていくこの状態が全国に広がらないことを祈るばかりだ。 
12. 7.23 (火)
 昨日、白山登山の練習にと槇尾山へ登った。久しぶりだったので、どれくらい時間がかかるかわからなかった。登ってみると、25分くらいで頂上に着いた。少しゆっくりして下山した。下山は15分くらいだったか。
 計画段階では、あまり時間はかからないと思っていた。しかしこんなに簡単に登ってしまえるとは思っていなかった。これでは練習にならない。ただストックの練習にはなった。この頃膝の調子が良くないので心配だ。白山登山頑張ろうっと。
12. 7.15 (日)
 7/4の文に書いた、大阪市の公務員法を国家公務員法並みにするという「職員の政治的行為の制限に関する条例案」が公明の賛成で成立しそうだ。
 国家公務員法並み、いや それ以上に基本的人権を犯している。 先日演劇人の反対表明があったし、いろいろの方面からも反対の表明もある。しかし、大阪市では通りそうである。
 公明は、来る選挙の件で、維新にすり寄ったのであろう。常々言っている良心はどこへ行ったのか。
 それにしても橋下にやられた。形だけ言っていた免職だけを下ろして、憲法違反の法律を大筋で通してしまう。たいした問題でもないものを譲歩して、相手が大きな譲歩を勝ち取ったと錯覚させる橋下の手に乗ってしまった。
 免職は法廷闘争をすると市の方が負けるが、後の処分はどうだろう。この法律は処分だけでなく、規制対象が大きく問題なのだ。
 規制対象には、勤務時間外の政治活動などが含まれる。 また演劇人が反対している理由の中に、政治的な内容の演劇のチケットを買っただけで、処分の対象になりかねない恐れがあるというものもある。
 地方公務員が職場を離れても政治活動をしてはいけないとなりかねない法律で、 政治活動は誰にでもある権利であり、基本的人権である。そこが修正されないで成立することが恐ろしい。
 そして、今までも大阪市で通った法律にまねをして他の自治体でも作る例が何件かあったことを考えると、 国民の不満を逸らせるため、公務員バッシングの一環として、これが全国に広がる恐れがある。そうならないことを願う。
12. 7.12 (木)
 橋下がまた変わった。舌の根も乾かないうちにあれだけ批判していた野田首相を持ち上げている。消費税は反対ではなかったのか。約束していないことをすることに反対ではなかったのか。
 本当は反対ではなかったのだ。
 原発の件にしても、マニフェストの件にしても橋下にはしっかりした考え、思想はないのだ。だからどんな重要なことでも、ころころ変われるのだ。
 はっきりしているのは、選挙で選ばれれば白紙委任されたものだと思っていることだ。選挙で選ばれれば何をしても良いと思っており、自分のやることに反対する奴は許さんと思っていることぐらいだ。

 このように考えれば今回のことも説明がつく。あの時、野田首相に「約束していないことをすることを批判する」のでなく、選挙で選ばれれば白紙委任されたものだから消費税もどんどん上げればよいと、賛成すべきだったのだ。
 そうすれば、橋下の主張は いつも首尾一貫していないが、これで筋が通る。私たち国民は、選挙で選ばれたからと言って好き勝手にやられるのは、困ったことだが。
12. 7.10 (火)
 昨日妻と二人で金剛山に登った。コースは黒栂谷を通りセトに出て、頂上に登る予定だった。カトラ谷の分岐を左に取り整備された道を行く。
 行き止まりになって、そこからの道がわからない。 以前に来たことがあるのに、道が思い出せない。
 道無き道を少し行くがあきらめて引き返す。カトラ谷の分岐まで引き返しカトラ谷コースを取る。
 ここも以前に来たことがあるが、わからないため足跡をたどっていく。 途中の水場で、分かれ道が来る。左のまっすぐな足場の悪い道を取る。
 後で聞くと、この道が正解だった。
 カトラ谷コースはロープあり、鎖あり、梯子ありの変化に富んでいるなかなかのコースだ。
 頂上で昼食を取り、ライブカメラに手を振り、帰りにつく。
 帰りはセトコースを下る。歩きやすいが階段の多い道だ。行きに見つけられなかった道は、終点一つ手前の堰堤から対岸に渡り、向かいの山を登ったら良かったのだ。
 

 下る途中、杉林の中で、咲いていたアジサイが奇麗だった。

 今日は、筋肉痛。また足は元に戻って弱くなっている。今回は杖を購入して初使用だった。そのためか筋肉痛は少し良い。次は白山に登るから鍛えなくてはいけない。
12. 7. 4 (水)
 橋下がまたまた話題作りをやっている。例のごとく公務員たたき。大阪市「職員の政治的行為の制限に関する条例案」を市議会に提案しようとしている。
 内容は地方公務員法の政治活動を抑えるもの。 勤務時間中に政治活動をするのはいけないのは当たり前だが、これは、私的な時間にも政治活動を抑えようとするもの。これに違反したら、即懲戒免職。
 私も教員だったからわかるが、子供の保護者に、選挙の時に、誰々を入れてくれと言うのは いけない。これは地位利用に当たる。しかし、選挙区の違う自分の家に帰って、選挙活動しても許される。これ基本的人権で当たり前。それらも犯そうとしている。
 TVに出ている、弁護士も言っていた。 もしこの法律が通って違反者を懲戒免職しても、訴えられたら負けるであろうとのこと。
 自民、公明、民主がどうするかわからないが、おそらく通過しないだろう。橋下も弁護士だからこのくらいのことはわかっているだろうし、 この件は、パホーマンスでしかないと思う。
 議会を使って議論するのは、大阪市民ではないから関係ないが、税金の無駄使いだ。

 この法律は憲法違反、法律違反だ。橋下は弁護士であるのに、どうしてこうも基本的人権を侵す法律を次々に出して着るのだろう。不思議で仕方がない

 ところで Afternoon Cafe というホームページが面白い。一度読んでみるのも良いと思う。
12. 6.30 (土)
 昨日、関電から計画停電の通知があった。これに掛かる費用は大きいものだろう。原発再稼働しないならば停電するという脅しだ。
 よく言われることだが、真夏に数日、日中の数時間我慢すれば良いだけなのに、計画停電の予定が朝8:30から夕9:00 までの計画が入っている。
 本当はいらない大飯原発再稼働をするのに、何が心配なのか。
 ドイツでは、大飯原発再稼働断固反対・wake up ! japanese peaple ! の幕の後ろに大勢の人のデモがあった。この写真を見ると勇気つけられる。
 

首相官邸前でも毎週金曜日に デモが行われている。日に日に人数が増えている。朝日以外のマスコミも報じだした。
 大飯原発再稼働なしでも電気は大丈夫だと思う。実際、奈良県議会議員で和田恵治という人が発電量と使用量を計算して大丈夫と言っている。(もし良ければ 「和田恵治」を検索し 活動報告 お知らせ - 脱原発による今夏(2012年)の電力需給について【改定版】[2012.05.25]  をクリックしてもらえば説明が出てきます。)
 取り越し苦労かもしれないが、私は他の原発をも再稼働するために必要もないのに脅しで計画停電を実施するかもしれないと心配している。。
12. 6.28 (金)
  色々更新をするものがあって、日々雑感の更新の間が開いた。その間に、大変な出来事がたくさんあった。
 原発関連では、
 首相官邸周辺での4万5千人以上のデモを、朝日の報道ステーション以外は報じなかったこと。
 原子力の憲法を原子力規制委設置法の付則で「安全保障」目的を追加して、民主、自民、公明でこっそり変更したこと。
 原子力委員会?が核のゴミは地下300mに埋めることは、地震の多い日本では出来ない。核のゴミの処理は一から 考えなくてはならないと発表した。この事は素人の私でも考えついたこと。
 他いろいろありすぎて困る。
 昨日電力会社の株主総会が各地であった。原発稼働はこれからも続けるという態度が明らかになった。勿論わかっていたが 反省しない電力会社にはあきれる。橋下のパホ−マンスにもあきれる。
 日本各地の困っていることを放っておいての国会のゴタゴタモそうだし、日本はどうなるのだろう。
12. 6. 9 (土)
  今日の新聞に大飯再稼働についての首相の表明と、大阪市の入れ墨問題が載っていた。

 入れ墨問題について、先日、発端になった「『児童施設の職員が入れ墨を見せて子供を脅した』 ことは確認できず、職員も処分を受けていない」とのことを知った。新聞にも、脅したことの確認は出来なかったとあった。載せた新聞も問題だが、これを発端に、橋下は職員全体にアンケートをし、答えなければ、自分の在職中は昇進させない、 等との脅しを使う。橋下の異常さ。入れ墨を見ると、いやな気持ちがするという人は多いと思うが、見えるところにある場合は、個別対応で上司が指導すればよい。仕事に支障がないように上司が対応すれば良いのであって大げさに騒ぐことはない。
 橋下市長には、自分の思い通りにしたい欲望が強いのだろう。そのために、弁護士でもあるにもかかわらず、人権無視の行動が多い。
 選挙前、橋下はファッショだと言った。アンケート問題これまでの一連の行動は、個人の人権に敵対するものが 多く、「いやなら公務員を辞めれ」など戦前の「非国民」的扱いをし、みんなの感情もそれに乗せられて行っている。これは戦前、お上に反対するものは非国民とか、北朝鮮の、将軍様万歳に通じるもので、橋下は勿論、支持する人に怖さを感じる。
 これこそが全体主義で、国会を目指す橋下は阻止しなければならない。6/2に書いた原発再稼働容認も、橋下に対する支持は余り下がっていないように思える。残念なことだ。

 大飯再稼働についての首相の表明はたったの10分。あんなものか。福島の事故の原因究明も終わっていないのに、暫定的な安全宣言。暫定的な安全宣言等というのは何なのだ。
 原発がなければ、国民生活が守れず、停電が起こるという脅し。 今年は、原発が無くてもやっていける証明が出来るチャンスだったが、電力会社の脅しに屈した結果だ。いや一味なのか。
 脱原発についても言っていたが、簡単なもの。再稼働が必要なら、 脱原発のためにどのような行程を取るのかきちんと説明すべきだ。それを8月にまとめると逃げた。本気でやる気がないのだろうと思う。エネルギー戦略の見通しを語ってくれれば納得したかもしれないのに。
 これからも注視していかなかればならない。
12. 6. 2 (土)
  5月22日(火)から31日(木)までアメリカに旅に出ていたので、日本での変化がよくわからない。

 出発するとき橋下は、原発は暫定的に稼働をしたらいいと言っていた。 帰ってくると再稼働賛成になっている。負けたとは言っているが、住民投票を反対したときの言い分は何だったのか。公約は何だったのか。

 今となっては、住民投票に反対したのは 再稼働賛成するときの足かせになってはまずいと思ったとしか考えられない。冷静に考えると、橋下は、初めに言ったことと、結果は一致しないことが多い。弱い者いじめはするが 強いところには、ポーズだけ。さっさと尻尾を巻いて逃げる。情けないものだ。

 橋下を支持している人はこれでも仕方がないと思っているのだろうか。