JR西日本が木次線で1998年から運行していた観光用トロッコ列車「奥出雲おろち号」が2023年11月に車両の老朽化によって運用を終了しました。木次線(きすきせん)は松江市の山陰本線宍道駅から広島県庄原市の芸備線備後落合駅間81.9㎞の路線で1916年開通しました。JR西管内でも山岳地域と過疎化により利用促進と観光化のため出雲神話から「奥出雲おろち号」と名付けられ、主に木次~備後落合間で観光列車として運用していました。(観光シーズンの休日には、始発駅を出雲市に延長)
沿線には松本清張の小説(映画)「砂の器」と「そば」で有名になった亀嵩駅や、急勾配を上るための「三段式スイッチバック」があり変化にとんだ車窓を楽しむことができます。
気動車と客車二両(トロッコ車両+普通の客車)の編成で、気動車が後方から推しながら進むので客車の右側にも運転席がります。奥出雲おろち号の後継車として天地(あめつち)号を出雲坂根駅まで運転するようです。
Googlemapから国道314号線のループ橋、木次線の出雲坂根駅からのスイッチバックや大きく迂回し高低差を克服する様子が良くわかります
https://maps.app.goo.gl/RX1XNxXDwpw7QZ3w9
JR西日本奥出雲おろち号の後継車あめつち号運転について
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231215_00_press_ametsuchi.pdf
あめつち号の紹介HPへ
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_tottori/ametuchi/
‐キハ40‐
コメント